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虐待 差別・格差 赤ゆ 捕食種 ☆話の筋がめちゃくちゃです。 ☆ストーリーなんてものはありません。 ☆自分設定のオンパレードです。 ☆ぱちゅりーがやたらと強い。 ☆ゆっくりを様々な方法で虐待し続けるというひねりも何もない話です。 『ゆぅ…ぅ…ぼうやべでぇ…』 『おきゃーしゃ、ゆっくちして!』 『ゆわぁぁぁ…みゃみゃぁぁ!!』 うめき声を上げる親れいむに駆け寄り、心配する子ゆっくり。 すかさず男が1匹の子ゆっくりをひょいとつまみあげる。 『ゆゆ、おしょらをとんでりゅみ…ゆぅぅぅぅぅ!!!』 そしてその子ゆっくりのもみあげを引っこ抜く。 ブチリ、と小気味良い音がした。 『ゆぎゃぁぁぁぁ!!!れーみゅのもみあげしゃん…ゆびぃ!!』 男はもう片方のもみあげも引き抜いていく。 先ほどとは違い、ゆっくり、じわじわと。 『ゆびぃぃぃぃ!!いぢゃい、いぢゃ、ゆぅぅ!!!』 『おにいさん…おちびちゃんをいじめな…でくださ…』 親れいむが抗議するが男はまるで聞こえていないように子れいむをいたぶっていく。 『ゆぅ、やべちぇ、ゆぅ…ゆ゙ぅぅ!!!!!……ゅっぐ…ゆっぐ…』 男はやっともみあげを抜き終え、隣のホットプレートの電源を入れた。 『やべでぐだざい!!!おぢびぢゃんをぼう!!いじめないでぐだざい!!がわりにでいぶがやりまずがらぁ!!!』 親れいむはこれから何が起きるのか分かっているようだ。 『お前がこのチビ饅頭の代わりになるのか?』 『でいぶががわりになりばず!!!だがらおぢびぢゃんにはなにも…』 『却下。』 男はそう言うとすっかり温まったホットプレートの上に手の上の子れいむを乗せ、軽く押し付けた。 『おしょらを…ゆぎゃぁぁぁぁぁぁああ!!!!!あぢゅいよおおおお!!!ゆびいい!!!あぢゅいよお!!!みゃみゃ、だじゅげでぇぇぇ!!!』 『おぢびぢゃあああ…どぼじで…おにーざん!!やべで!!!おぢびぢゃんをたすけ…ゆびぃ!?』 親れいむは蹴られてコロコロと2,3回転しながら餡子を吐いている。 『ゆぎゃあああああ!!!!だぢゅけでえええええ!!!!』 子れいむの底部とプレートの間にフライ返しを差込み、地面に叩き落とし、底部焼きゆっくりの完成。 『ゆっぐ…いぢゃい…ゆ…?あししゃん、うごいちぇね!!!はやくうごいちぇね!!!』 『ゆ…おちびちゃん…!!!』 『おねーしゃん、どうちたにょ?』 『…どぼじであししゃんうごいちぇぐれにゃいのぉ!?どぼじでぇぇ!!!れーみゅのあししゃん!!!!』 男は動けずに悶え苦しむ子れいむの上に親れいむを持ち上げる。 『おそらをとんでるみたぃ…ゆべぇ!!!!』 そこから親れいむを落とす。 『ゆ……いだいいい…』 『おい、饅頭。下見てみな。』 『ゆぅ…?…!!!!おぢびぢゃああああああああああああ!!!!!!どぼじでええええ!!!』 親れいむの下敷きになっているものは餡子と皮と、それから我が子のリボン。 『どぼぢでおぢびぢゃんがああああああああああああ!!!!!!』 今この部屋にいるれいむは3匹。 男が路地裏のゆっくり一家を菓子の類で釣って連れてきた。 『前と比べてゆっくりの数が減っちゃったな、れいむ。何でだと思う?』 『おにーざんがおぢびぢゃんだぢをゆっぐりざぜないでいっぱいごろじだがらでじょお?!!』 『おお、こわいこわい。ま、また殖やせばいいじゃねえか。』 男の手にはいつのまにか4つの透明な箱が抱えられていた。 中にいるのはれいぱーありす。 男はありすを箱から取り出し、地面に置いた。 『んほおおおおおおお!!!れいむだわあああああああああ!!!!』 『こっちにもちいさなれいむがいるわああああああああ!!!!』 2匹の子れいむは透明な箱に入れられて、親が犯される様を見せられている。 『れいぱーはゆっくりできないんだよ!!!!』 『あっちへいってね、ぷくー!!!』 『んほおおおおおお!!!!つんでれなれいむなのねええええ!!!!』 2匹の子れいむのもとへ跳ね寄っていくありすだが、ガラスのせいですっきりできないことが分かると親れいむの元へ跳ね寄っていった。 『やめてね!れいぱーありすはゆっくりできないよ!!やめてね、こないでね!!』 『んほおおおおおお!!!ありすはつんでれなれいむもだいすきよおおおおおおお!!!』 『ありすたちがとかいはなあいをあげるわあああああ!!!!』 『れいむかわいいわよおおおおおおおお!!!!』 『んほおおお、とかいはなれっすんをしましょうねええええ!!!』 1匹は親れいむのまむまむにぺにぺにを挿入し、2匹は両頬に自分の頬を擦りつけ、残る1匹は親れいむの背中ですーりすーりをしている。 『れいむのなかはすごくきもちがいいわああああああああ!!!!』 『んほおおおおおおおおおお!!!』 『やべでえええええ!!!にんっしんじだぐないいぃぃぃぃ!!!!』 『『『『すっきりーーーーーー!!!』』』』 『やべてえええええええ!!!!』 一部始終を見せられていた子れいむは餡子を吐き、黒ずんでいた。 頭から7,8本の茎を生やした親れいむはぐったりとしていた。 この親れいむは絶対に死ぬことは無い。 男はゆっくりの中枢餡を分厚い膜で覆う薬を開発した。 ゆっくりの中身を全て抜き取らない限り、この薬を打たれたゆっくりは決して死なない。また、死ねない。 男はその薬の売り上げだけで働かなくとも食べていけるのだ。 『おい、れいむ。あれを見てみろ。』 男は透明の箱の中で黒ずんでいる2匹の子れいむを指差した。 『ゆぅ!!!?どぼじでえええええ!!!』 『まぁ、1日もしたら新しいのが増えるだろ。それと、今日死んだやつがお前の飯だ。』 『おぢびぢゃんなんでだべられるわげないでじょおおおおお!!!』 『俺は今日生ゴミなんて上等なもの食わせないぞ?』 『ゆっぐ…ゆ…』 『わかったらさっさと食えよ糞饅頭が』 男はリビングからぱちゅりーとまりさをつれてきた。 それぞれの帽子には金色のバッジが光り輝いている。 男は親れいむを透明な箱に押し込み、3匹の子れいむの死骸も投げ入れた。 『もう一度言うけど、それがお前の飯だからな。お前に潰された赤ちゃんと、お前の無様な姿を見て死んでしまった…』 『おにーさん、やべでええええ!!!ぢゃんどぜんぶだべまずがら!!!おぢびぢゃんのごどはいわないでえええええええ!!!!!』 『あ、全部食べてくれるのか!!!おにいさんはそこまで言っていないけどね!!!でも嘘をついたらぶっ潰すからね!!!』 『ゆわあああああああ!!!!ぼうやべてええええええ!!!!』 『ぱちゅりーとまりさにはおいしいおやつを用意してあるよ。』 『ゆっ!!おにーさんいつもありがとうなんだぜ!!』 『あまあまさんがたべられないれいむはかわいそうね、むきゅきゅ!!!』 『ほんと、かわいそうなんだぜ!!!』 『ぼうやべてえええええ!!!!』 オレンジジュースとカステラとクッキーが並べられたトレーにまりさとぱちゅりーは跳ね寄り、行儀よく食べ始めた。 『むきゅ、このくっきーさんはおにーさんのてづくりね!とってもゆっくりできるわ!』 『かすてらさんもすごくゆっくりできるんだぜ!!!』 『むきゅきゅ、れいむもたべたいの?』 ぱちゅりーは涙目で我が子の死骸をちびちびと齧っているガラス越しのれいむに話しかけた。 『たべたいにきまってるでしょおおおお!!!ばかにしないでねええええ!!!』 『ゆゆっ、こんなおいしいものはくずなれいむにはもったいないんだぜ!!!』 『ゆわあああああああ!!!!どぼじでぞんなこというのおおおお!!??』 『おお、きもいきもい』 『むきゅきゅきゅ〜〜!!!』 『『ごちそーさま!!!!』』 十数分でトレーの上のお菓子は全て無くなり、2匹はわざとれいむに聞こえるように大声で挨拶をした。 『お、まりさもぱちゅりーも全部食べたのか、偉いなー!!』 『ゆっへん!おにーさんのおやつがおいしいからなんだぜ!!』 『おにーさんのおやつはほんとうにゆっくりできるわ!!!』 『いやぁ、照れるなー』 『あのれいむはじぶんのあまあまさんをぜんぜんたべていないんだぜ!!!まったくくずなんだぜ!!!』 『むきゅ、あのれいむはじぶんのこどもをころしたのね!!!ほんとうにげすなれいむだわ!!!』 『全く困ったれいむなんだよ…。そうだ!まりさとぱちゅりーに頼みたいことがあるんだ。』 『むきゅ、なにかしら?』 『れいむに"お仕置き"をして欲しいんだ。俺が夕飯作っている間、お願いするよ。』 『がってんしょーちなんだぜ!!!』 『ゆっくりりかいしたわ!!!』 『ここにある道具を使っていいから。じゃ、頼んだよ。』 まりさとぱちゅりーは透明な箱を傾け、乱暴にれいむを箱から出した。 れいむは箱から転げ落ちた。 『ゆ…ゆっくりやめてね!!!あたまにはおちびちゃんがいるんだよ!!』 『うるさいれいむね。おにーさんがてをやくのもわかるわ。』 『まりさたちがれいむをおしおきしてやるんだぜ!!!』 『やべでっでいっでるでじょおおおおおお!!??』 『『おお、こわいこわい』』 『やべでえええええええええええ!!!!!』 『ゆびいいいいいいい!!!!いだいいいいい!!!』 頭に針を刺されてそこらを転げまわるれいむ。 『おお、ぶざまぶざま』 『むきゅ、もういっぽんさしてみるわね!!まりさ、おさえてて!!』 『ゆっ!りょーかいだぜ!!』 『ゆわあああああああ!!!!やべでえええ!!!どっでええええええ!!!』 まりさは騒ぎたてるれいむの髪の毛に噛み付き、組み伏せるようにれいむの上にのしかかった。 『むきゅきゅ♪』 ぱちゅりーはカラフルな待ち針をくわえ、楽しそうな鳴き声をあげている。 ぶすり。 『いだいいいいいいい!!!!やべでええええ!!!!ぼうやべでえええ!!!あがぢゃんがいるんでずううう!!!!!』 『うごくななんだぜ!!!じたばたしないでほしいんだぜ!!!』 『さんぼんめいくわ!!!』 『ぼうやべでええええええ!!!!!』 結局れいむは十数本の針を頭に突き刺されることとなった。 『ゆっぐ…ゆっぐ…いぢゃい…よぉ…』 すると突然れいむの頭から生えている茎がユサユサと揺れはじめた。 茎の先から小さなものが落ちてきて、 『ゆっきゅりちていってにぇ!!!』 と合言葉のような台詞を口にした。 呆然としているれいむをよそにたくさんの赤ゆっくりが落ち、テンプレじみた言葉を発していく。 『ゆ…れいむのおちびちゃん!!!ゆっくり!ゆっくりしていってね!!!』 『『『『『ゆっきゅりちていってにぇ!!!』』』』』 『おなかがすいたよね!!!おかーさんのくきをたべてね!!!』 たとえ強い痛みに襲われていても、望まない子供でも可愛がるのは母性の強いれいむ種ゆえか。 『ゆゆーん♪れいむといっしょにゆっくり…』 『ぱちゅりー、まりさ。夕飯ができたぞ!!…お?』 れいむたちの目の前のドアが開き、男が入ってきた。 『全部で38匹も生まれたのか…。こりゃすごいな。』 普通ならあの勢いと回数ですっきりの相手をすればあっけなく死んでしまうだろう。 親れいむは我が子をあの男から必死で遠ざけようとする。 『おちびちゃん、おかあさんのおくちにかくれてええええええ!!!!』 『『『『『ゆっくちりきゃいちたよ!!!』』』』』 しかし、もう遅かった。 男は1匹の赤れいむをつまみあげ、ぱちゅりーの前に落とした。 『おちびちゃあああああ…ゆべぇ!!!!』 突然喚きだした親れいむをまりさが体当たりで沈める。 『くずれいむはだまってるんだぜ!!!』 『ぷきゅー!!!みゃみゃはくじゅじゃ…ゆぐっ!!』 『うるさいんだぜ!!!!』 一方、ぱちゅりーの目の前に落とされた赤れいむは女性的なゆっくりとして信頼できる面があったのだろう、 ぱちゅりーに助けを求めた。 『ぱちゅおにぇーしゃん、れーみゅをまもっちぇ…ゆびぃぃ!!!』 ぱちゅりーは、左右に束ねた紫色のやわらかな髪の毛をふりまわし、赤れいむの肌を痛めつけた。 『ゆううううう!!!いぢゃいよおおおおお!!!みゃみゃああああ!!!!』 『まったくうるさいわね!!!すこしはみのほどをしりなさい!!!!むきゅん!!』 赤れいむの体からは餡子がうっすらとにじんでいる。 『やべちぇええええ!!!いぢゃああああっ!!!ゆううう!!!』 パシン!!という乾いた音と赤れいむの悲鳴、親れいむの叫び声とそれに続くまりさの罵声が部屋に響いた。 『よし、そのへんでいいぞ。2匹とも。』 男はまりさとぱちゅりーを足元に呼ぶと、先ほどぱちゅりーに叩かれた赤れいむをつかんだ。 『生まれたばかりの饅頭には理解不能かもしれないが…』 手に持っている赤れいむを床に叩きつけ、まりさが踏み潰す。 『ていのうなくずれいむはぜんいんこうなるんだぜ!!!』 『もちろんこの死体はお前らが”処理"しろよ。』 足元にいるぱちゅりーとまりさをかかえ、男は楽しげに話している。 『今日はオムライスだぞ。まりさもぱちゅりーもすきだろ?』 『むきゅ、おにいさんのおむらいすさんはとってもゆっくりできるわ!!』 『ごはんさんのあとはぼーるさんであそぶんだぜ!!』 『ぱちゅはごほんがよみたいわ!!』 男はまりさとぱちゅりーとともに部屋を出て行った。 1人と2匹の笑いあう声がれいむ達にはまだ聞こえていた。 『おきゃーしゃん、おなかしゅいちゃよ…。』 『あのおにーしゃんはゆっくちできにゃいにょ…?』 『まりさとぱちゅりーはゆっくちできにゃいにょ…?』 生まれたばかりの赤れいむたちはあまりにも理不尽な出来事が続いたために親に様々な質問を投げかける。 それに対し、親れいむは自分の知っている事を一つひとつ教えてやった。 食料は死んだ仲間や生ゴミなど、とてもゆっくりできない物であること。 お兄さんは自分たちがゆっくりできないようなことをすること。 まりさとぱちゅりーもゆっくりできない存在であること。 ただ、最終的には全ての赤れいむがゆっくりできない方法で死んでしまうことはどうしても話すことができなかった。 『じゃあ、さっきのおちびちゃんをむーしゃむーしゃしようね…。ごべんね、おぢびぢゃ…』 『どうちてみゃみゃがあやまりゅにょ?』 『みゃみゃはなんにもわりゅいことちてにゃいよ!!』 『みゃみゃはとってもゆっくちできりゅよ!!』 『みゃみゃはとっちぇもとかいはよ!!』 自分の子として生まれたせいで、と続けようとした親れいむの言葉をさえぎるように、赤れいむたちは次々母親に賛辞を述べた。 『おぢび…ぢゃ…』 先ほどの涙とは違い、嬉し涙を流す親れいむ。 そんな親れいむの目の前のドアが開き、男が入ってきた。 『赤ゆっくり37匹のうち、31匹がれいむ、残りがありすか…』 男は何やら呟きながら赤ありすだけを手に持っていた袋へ詰め込んでいく。 『はにゃせ、いなかもの〜!!』 『とかいはじゃにゃいわ!!!』 6匹の赤ありすが入った袋を持って、男は部屋を出て行った。 『まってください!!!おちびちゃんをつれていかないでえ!!!』 『いもうちょをかえしちぇね!!!』 数分後、男は紙食器に盛られた何かを持ってきた。 『みんなにおいしいものを持ってきたよ。』 口調は優しく、妙にニコニコしている。 『おにいさん、おちびちゃんをかえして!!!』 『あいつらは下の階でゆっくりしてるよ。』 親れいむは何か言いたげだったが、 『まりさ達とは別の部屋だから安心して。』 と言うと、安心したようだ。 『おにーしゃん、ゆっくちできりゅごはんしゃんはどこ?』 『お、好きなだけ食えよ。』 男は皿を床に置いた。 クリームのようなものがこんもりと盛られている。 30を超える数のゆっくりたちには量が少なすぎるが、それでも分けあって食べていた。 『むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇー!!!』 『あまあまさんはゆっくちできりゅよ!!!』 『おちびちゃん、ゆっくりたべてね!!!』 皿の上のクリームはものの数分で食べつくされた。 『ありすおにぇーちゃんもむーちゃむーちゃできればよかっちゃにょに…』 1匹の子れいむがボソリとつぶやいた。 『ありすって…』 男はポケットからビニールの袋を取り出した。 潰れたような何かが入っている。 男は袋のチャックを開け、中身を床へぶちまけた。 6つの物体がベチャッという音を立てて床にへばりつく。 男はそのうちのひとつをつまみ上げ、れいむ達の前に落とした。 『ありすって、こいつのことか?』 中身だけを吸い上げられ、ただの皮になっている6匹の姉妹を目の前に、赤れいむ達は半狂乱状態だった。 『れーみゅのいもうちょがあああああああ!!!!』 『ありしゅおねーしゃああああああああああ!!!!』 ジタバタと跳ね回り、もみあげをピコピコさせ、甲高い声で泣き喚く。 『やっぱりおにーしゃんはゆっくちできにゃいね!!!』 『どうちてこんにゃことちゅるにょおおおおお!!?』 『おにいさん、どぼじでええええええ!!!』 『まあ、ちょっと待て。』 男が先ほどとは全く変わらない顔でれいむたちを見渡す。 『お前らがさっき食ったの、なんだか分かるか?』 『あみゃあみゃしゃんでしょおおお!?!ばかにしにゃいでにぇええええ!!!!』 『そのあまあまさんは、』 男はありすの死骸にわずかに残っているカスタードを指ですくい取り、先ほどの紙食器の上に置いた。 『こんな色だったよな?こんな匂いだったよな?』 先ほどと同じで、クリーム色で甘い香りのする物体。 『ゆ…じゃあ、さっきのあまあまさんは…』 『自分の家族はおいしかった?もっと食べたい?』 『ゆわああああああ!!!どうちてええええええ!!!!』 『ゆぶぶぶぶぶ!!!ゆげ…ぇ、ぶぶぶぶぶぶ!!!!』 数匹が泣き喚き、数匹が餡子を吐き出し、大半のゆっくりは石のように固まっていた。 『"ゆっくり殺し"のれいむ達にはその身をもって償ってもらわなきゃな。』 男はもう、いつもの表情に戻っている。 『おっと、お母さんのれいむには自分の子供の最後を見届ける義務があるからね!!!』 そう言って、親れいむの口にガムテープを貼り付け、透明な箱に押し込んだ。 親れいむの入った透明な箱を部屋の中央に置くと、男は押入れの中から鍵付きの透明な箱を取り出した。 中に入っているのは胴付きふらん。 『うー、ゆっくりしね!!!』 『ゆわああああああ!!!!ふらんだあああああ!!!!』 『おきゃーしゃんたしゅけちぇぇぇぇぇぇ!!!』 男は鍵を外し、ふらんを抱え上げ、床に降ろした。 ふらんはドタドタとれいむたちを追いかけ回す。 『こっちこにゃいでええええええ!!!!』 『ゆっくりしね!!!』 『ゆゆっ?おしょらをとんでりゅみちゃい!!!』 その中でも特別動作の遅い赤れいむがふらんに捕まった。 『うー!!』 ふらんは両手で赤れいむの両頬をつねると、そのまま横へ引っ張る。 『ゆぅぅぅぅぅ!!!!ぢぎれぢゃああああ!!!』 『ゆっくりしね!!!』 赤ゆっくりの肌の柔らかさが気持ちいいのか、伸び縮みをさせて楽しんでいる。 『いぢゃあっ、やべでぇええええ!!!ゆうぅ、ゆぐぅうううっ!!!』 やがて強制的に”お食べなさい”状態になり、ふらんはその赤れいむを皮ごと食べつくした。 ふらんは次に、そばに落ちていた金串を片手に3匹の赤れいむを捕まえた。 まず1匹を金串に頭からぶっ刺していく。 『ゆぎゃあああああっっ!!!あぢゃまがいぢゃああああっ!!!!』 続いて2匹目。 『ゆべええええええええええ!!!』 最後の1匹。 『やべでえええええええええっ!!!!』 ふらんは自家製のゆっくり団子をおいしそうに頬張った。 次に捕まえた赤れいむには牙を突き刺し、中の餡子をジュースのように吸い上げる。 『ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙っ…』 『うー!!!うまうま〜☆』 次のれいむは目玉を穿りかえし、コリコリした食感を楽しんだ。 『おみぇみぇがみえにゃああああ!!!』 『ゆっくりしね!!!』 『ゆぐうううっ!!!!こっちこにゃいでにぇええ!!ふらんはゆっくちできにゃいよおおおお!!』 男はデジタルカメラで赤れいむが食べられる様を撮影している。 真っ二つに引き裂かれる赤れいむ、団子のように串刺しにされる赤れいむ、中身を吸い上げられる赤れいむ、目玉を抉られる赤れいむ…。 そして寝室から持ってきたノートパソコンへ写真を読み込み、ゆ虐SNSの『ゆクシィ』へアクセス。 マイページを開き、先ほど撮った写真を貼り付け、新記事を書く。 『今日は…赤れいむを虐待した…と。』 男は記事を書き終えると大きく伸びをし、パソコンを脇に抱えて立ち上がる。 『明日にはどうなっているかな…。』 男はふらんとまだ生き残っている20匹弱の赤れいむを残し、部屋を出た。 鍵をかけている間も赤れいむの悲鳴が聞こえてくる。 『やべでえええええええ!!!づぶれぢゃああああああ!!!』 『ぼうやべでえええええええ!!!』 男は笑みを浮かべ、 『明日も楽しませてもらおう…』 と呟いた。 あとがき はじめまして。 これが初めての投稿になります。 さっそくですが、テーマを1つに絞ったほうがよかったかな…と反省しております。 あとは成ゆっくりをもっと虐待したかったです。 今後は制裁系も書いてみたいな…と思っています。 ぱちゅりーの虐待モノもいつか挑戦したい…。 最後までお読みいただきありがとうございました。 byしまねこ このSSに感想をつける 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妖怪饅頭の話 13KB 悲劇 仲違い ゲス 愛護人間 独自設定 始祖ゆっくり ポールあきとの約束 ・かなりオカルトな話な上に、ゆっくり関連の設定が妙な方向にぶっとんでおりますので、お気をつけください。 ・作中の薀蓄は、半分くらいがいいかげんなものだと思いますので鵜呑みにはしないでください。 ・過去作の設定と矛盾するところがあった場合は、見なかったことにしてください。 ・あと、あまあまください。実験用の蒸留水さんにブドウ糖さん溶かしたものは、もう見たくないです。 ―――――――――――――――――――― おやおや、よく来たね、チビちゃんたち。 酒のつまみと得体の知れない井戸水ぐらいしかないけど、ゆっくりしていってね。 ん、なんだい? また、オババの話を聞かせて欲しいって? おうおう、いいよいいよ。 オババも、お話は大好きだからね。 それじゃあ、何の話をしようか。 頭を失くしたちるの、一人ぼっちのキャハハまりさ、熱帯夜の樽さなえ……ん? 怖い話は、昨日したから、今日は怖くない話がいいって? じゃあ、薔薇強姦魔なんてどうだい? お母様(しんき)によって創造された七体の強姦魔(レイパー)、薔薇強姦魔(ローゼンレイパー)。 愛しのお母様を姦淫するために至高の強姦魔――吾理守(ありす)を目指して、姉妹は殺し合う。 裏切り、近親相姦、薔薇一物(ローザぺにぺに)の奪い合い。 繰り広げられる、カスタードクリームでカスタードクリームを洗うクリームみどろの愛憎劇。 舞台の幕が閉じるとき、彼女たちは何を見るのか……。 へ? そっちの方がよっぽどホラーだって? 駄目かい? んー、困ったね。 今日は、とっときの怖い話をするつもりだったから、怖くない話は考えてなかったんだよ。 ほえ? 「始まりのゆっくり」の話を聞きたいって? でも、いいのかい? あの話は、一昨日もしたよね。 ……ほえほえ、そんなにあの話が好きかい。 うんうん、それじゃあ、そうしようか。 実は、オババもあの話が大好きなんだよ。 みんなも、それでいいかい? じゃあ、始めようかね。 「妖怪饅頭の話」 あれは、いつの時代のことだったか。 政治の中枢がまだ京都にあった頃、この国では、いろんな所で争いが起きて、些細なことで皆がいがみあって、片時もゆっくりした時間が流れていなかったそうだよ。 でもね、その頃の人間ってのは、そんな苦しい時でも「感謝」を忘れなかった。 自分たちが食べる分も少ないってのに、恵みをもたらしてくれる神様と大地に感謝して、毎年毎年、お供え物をしていたんだとさ。 ある村でも、その例に漏れず、お祭りのときには、あっちの家からちょっと、こっちの家からもちょっといった具合に食べ物を出し合って、お供え物をしていたんだ。 その握り飯や団子といった、それはそれは美味そうなお供え物の中には、何個かのお饅頭もあった。 そして、驚いたことにね。 その饅頭の内二つは、命を持ってたんだよ。 普通、命を持たない物に魂が宿るには、長い年月が必要だって話だけど、昔の人たちは、神仏や妖怪変化っていうものを信じて暮らしてたからね。 そういった人間の心の有り様は、世界にほんの少しずつ影響してるから、皆が科学以外を信じることがなくなった今と比べると、昔は物が命を持ちやすかったんだよ。 それに、そもそもお饅頭自体に「人間の頭」っていう意味合いが込められていたからね。 おや、この話はしなかったかねぇ? 中国の孔明さんって人が、荒れ狂う川の水を沈めるために、人間の生首の代わりとして生贄に奉げた食べ物がお饅頭の始まりだって言われているんだよ。 まあ、そんなわけで、お饅頭ってのは、人に近い性質を帯びやすい食べ物だったわけさね。 さて、この二つのお饅頭なんだけど。 実は、人間と仲良くしたいと思ってたのさ。 自分たちの前で楽しそうに遊ぶ子供たち、笑いながらお話をしている農夫、赤ちゃんを抱いて頭を撫でるお母さん。 何気ない日常風景でも、動けもしない、おしゃべりもできないお饅頭たちにとっては、きらきらと輝く素敵なものに感じられたんだろうね。 みんなといっしょにあそびたい。 おしゃべりしたい。 ぎゅってされたい。 あたまをなでなでしてもらいたい。 いいな、いいな、たのしそうだな、おともだちになりたいな。 そういった思いが積もりに積もって行った。 そんなある日 「「ゆっくりしていってね!!!」」 赤いリボンに、黒い髪のゆっくりれいむ。 「れいむは、れいむだよ!!!」 黒い帽子に、金色の髪のゆっくりまりさ。 「まりさは、まりさだよ!!!」 その子たちは、妖怪になった。 勿論、すぐに人間たちと仲良くなることなんて出来なかったよ。 そりゃそうだね、村人からすれば、生首の化け物が自分たちの言葉を話しながら跳ね回ってるんだ。 薄気味悪いなんてもんじゃないよ。 子供は泣き出すは、爺様は腰抜かすは、てんやわんやの大騒ぎってなもんだよ。 そんな具合で、終いにゃ近くの寺から坊さん呼んで来て御祓いしてもらおうなんて話まで出てくる始末さ。 現代人からすれば、ゆっくり相手に大騒ぎしている昔の人は、随分とおもしろいものに映るんだけどね。 こうして初っ端から、最悪な印象を持たれちまったわけさ。 最近の根性なしのゆっくりどもなら、ここでもう諦めちまいそうなもんだけど、その子たちは人間と仲良くなることを決して諦めなかった。 「感謝」の念を沢山込めて作られたお饅頭の低級妖怪は、良く言えば物凄く純粋、悪く言えばどこまでも単純だったのさ。 友達を作るには、うってつけの性格さね。 それに、その子たちは、誰とでも仲良くなれる才能を持ってた。 それが 「「ゆっくりしていってね!!!」」 なんだよ。 「ゆっくりしていってね!!!」 疲れている人がいれば、全身全霊の「ゆっくりした気持ち」つまり「陽気」を言葉に乗せて相手を癒す。 「げんきだしてね!!! すーり、すーり!!!」 絶望した人がいれば、頬を摺り寄せて、相手の「ゆっくりしてない気持ち」つまり「陰気」を引き受けちまう。 人間に認めてもらいたいと願って、毎日毎日、そんな風にして頑張った。 雨と雪には、負けちまうけど、風にも、夏の暑さにも負けずに村中をテインテインと跳ね回った。 最初は、気味悪がってた村人たちも、そんな健気な姿見せられちゃ、邪険に扱えないってなもんさ。 この子たちを「ゆっくりオバケ」とか「生首饅頭」なんて呼んでた人間は、次第に少なくなって行った。 一人、また一人とお友達が増えていった。 そうして沢山のお友達が出来て、皆から「れいむ」「まりさ」と名前で呼ばれるようになってからは、毎日が笑顔でいっぱいだった。 遊んだり、お喋りしたり、村人に一時の癒しを与えるために村中を跳ね回ったりして一日中を過ごして、日が暮れたら川で体を洗ってもらう。 辺りがとっぷりと暗くなる頃には、大好きな人間の暖かい腕に抱かれて眠りに就く。 さぞ、幸せだったろうね。 勿論、中には「ゆっくりはゴミだ! カスだ! 死ぬべき存在だ! 爆発しろ! 煮えろ! 泡立て!」やら「ヒャッハー!!! 虐待だー!!!」やらと、まるで時代を先取りしたかのような不思議な主張を続ける虐待お兄さんもこの頃からいたけれど。 まあ、それでも、ゆっくりは、多くの人々に愛されて末永く幸せに暮らしましたとさ、めでたし、めでたし ……で終われると本当によかったんだけど、ねぇ。 可愛そうだけど、ここがこの子たちの物語の絶頂だったのさ。 妖怪や幽霊、特に力の弱い子たちがどうやって増えるのかは、前に説明したね。 ……そうさ、噂だよ。 人が噂話を信じることで、虚ろな存在は本当に有るものとして力を得る。 そして、噂話を口にすることで、そいつは形を持つんだ。 トイレの花子さんを見たって話が日本中のいろんな小学校でされてるのはそのせいさ。 最初の子たちに友達が出来れば出来るほど、その存在は噂話として人々の間を行き交い各地に広まっていった。 「生首みたいな饅頭の妖怪がいる」 これは、最初に噂が生まれたところから、随分と離れたところでされていた噂さ。 噂ってのは、広まるうちに形を変えちまうもんなんだよ。 確かに、生首みたいな饅頭ってのは、言い得て妙だね。 でも、それじゃあ「れいむ」と「まりさ」のことを正しく伝えたとは言い難い。 こうして、情報がちょっとずつ、ちょっとずつ呆けながら伝わっていった結果、国中のいたる所でその子たちが生まれたのさ。 「「「「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」」」 「次の子」たちは、様々な面で「最初の子」たちとは異なった。 そう、最初の子たちよりも優れていたんだよ。 「生首みたいな」という言葉が前面に押し出されて噂が広まった結果だね。 次の子たちは、より人間に近い性質を持って生まれてきたのさ。 単純な思考は、ほんの少し複雑になった。 少しの単語と短い文しか使えなかった知性は、もっと広い言葉の引き出しと上等な帳面を手に入れた。 快、不快、好き、嫌いといった単純な感情は、もっともっと複雑になった。 恋をして夫婦となること、愛し合い子を成すこと、子を慈しみ育むことを覚えた。 でもね、それは決して良いことなんかじゃなかったんだよ。 確かに、少しだけ頭は良くなった。 でも、それは、ひどく中途半端なものだったのさ。 賢くなったとはいっても、人間の真似っこだもの。 本物の人間の賢さには及ばない。 だから、人間の「決まりごと」や「守るべき当たり前のこと」といったものが理解できない。 最初の子たちは単純だったからね。 理解できなくても駄目だと言われたら止めるし、怒られればちゃんと謝った。 まあ、すぐに忘れちまうんだけどね。 でも、次の子たちは、なまじ物事を考えることが出来るもんだから、言われたことを素直に受け止められない。 やれ、野菜は勝手に生えてくるだの、誰もいなかったからここは自分たちの家だのと言って、人間たちを大いに困惑させ、怒らせ、不興を買っちまったんだ。 こうしたいがみ合いのせいで、人間とゆっくりの仲に罅が入った。 確かに感情は豊かになった。 恋や愛といった素敵のものが生まれた。 怒り、悲しみ、妬みといった余計なモノと一緒に。 その余計なモノの中で特に厄介なのが「欲」さ。 欲ってのは、確かに全ての生き物が持ってる。 「ご飯を食べたい」「眠りたい」といった欲を感じられないと、まず生きることが出来ない。 でも、人間の持つ欲ってのは、どんな生き物の持つそれより複雑で大きい。 他者を蹴落としてでも幸せでありたい、誰よりも優れた存在でありたい……。 ただ生きるだけなら必要のない欲求。 普段は、「理性」でもって押しつぶされている願い。 そして、理性ってのは、知性、賢さからくるもんさ。 そう、さっきも言ったように次の子たちの賢さは、中途半端だった。 つまり、理性も中途半端なものだったんだよ。 その結果、次の子たちの中に「ゆっくりさせる」ことより「ゆっくりする」ことを大事にする連中が増えてった。 そうして起こったのが陰気と陽気のバランスの崩壊、それに続く「ゲス」の誕生さ。 さっき、ちょろっと言ったけど、陽気ってのは、ゆっくりした気持ちのことだね。 ゆっくりが幸せを感じたときに生まれるそれは、血肉ならぬ餡子皮となり、心を豊かで寛容にしてくれる。 ただ、薬も過ぎれば毒になる。 摂りすぎた陽気は、その身を必要以上に肥え太らせ、心を怠惰で傲慢なものに変えちまう。 こうして体と心に肉を付けたゆっくりは、こう考えるようになったのさ。 ――こんなにもゆっくりした自分は特別な存在で、他の連中は自分に仕えることが至上の喜びに違いない。だから、自分はもっとゆっくりするべきだ―― そうして、こいつらは、もっと沢山の陽気を求めてゲスな行為を行うようになった。 その辺の草よりも遥かに美味い人間の食い物を奪う。 龍脈、地面の中でも特別にゆっくりしたところに巣食って草木を枯らす。 出入りが多くて気の流入の多い人間の家でお家宣言といった具合にね。 その一方で、ゆっくりできなくなった連中もいた。 陰と陽は、二つで一つ。 必要以上にゆっくりした連中のツケは、その仲間が被ることになったのさ。 陰気ってのは、ゆっくりしてない気持ち。 ゆっくりが抑圧を感じたときに生まれるそれは、身を引き締め、精神を鋭く頑強にする。 でも、それは薄めた毒。 少量ならば薬でも、沢山摂ればやっぱり毒だよ。 押し付けられた余計な陰気は、表情を剣呑にして、心を嫉妬や憎しみといった負の感情で満たす。 育まれた負の感情は、もっと沢山の陰気と「もっと悪いモノ」を惹き付ける。 そして、陽気に対する強烈な飢えをもたらし、ゆっくりをゲスに変える。 たまに、共食いしているゆっくりを見るだろう? あれなんて、まさにそれさ。 ゆっくりして陽気を掻き集めるよりも、元から持ってる奴から奪ったほうが早いからね。 でも、もっと悲惨なのは、引き寄せた悪いモノとくっついちまった連中さね。 餓鬼魂(がきだま)なんかとくっついたら二度と満たされることがない。 ツガイ、親、子供、友人、終いにゃうんうんや石なんてものまでかっ喰らうようになって、最後は自分の腹を貪り喰らって死ぬ。 そして、もっともっともーっと悪いモノとくっついたら…… 人間にも害を及ぼす。 こういったゲスが生まれてきたせいで、人間とゆっくりの仲は完全に引き裂かれちまった。 勿論、次の子たちの全てがゲスだったわけなんかじゃないよ。 素直な善い子たちだって、いっぱい、いっぱいいたんだ。 でもね、坊主憎けりゃ袈裟まで憎しって言ってね。 人間は、ゆっくりのことが大嫌いになっちまった。 全国の至る所で「ゆ狩り」なんて言って、ゆっくり狩りが行われた。 そうして、ゆっくりたちは、人間の集落を追われて山々へと散って行ったのさ。 その中に、最初の子たちがいたのかどうか、今も生きてるのかどうか……。 妖怪に寿命はないから、今も元気でやってるかもしれないし、とっくに殺されてるのかもしれないね。 それは、誰にも分からない。 めでたし、めでたし。 ん? ちっともめでたくないって? あれま、チビちゃんにこの話をするは、初めてだったかね? ふっふっふ ほら、窓の外を見てごらん。 人間の街だ。 区画整備がなされて、風水と科学で守られた、ゆっくりにとって住み心地がいいとは、決して言えない人間のための都市だ。 それなのに、ゆっくりはいなくならない。 桃源郷を夢見て山から下りて、現実を知って絶望しても、何とか人間の街で暮らそうとする。 人間の食い物が魅力的なのか、帰れない事情があるのか……。 勿論、そういった込み入った事情もあるんだろうさ。 でもね、オババは、こう思うんだ。 今でも最初の子たちの願い「人間と友達になりたい」って思いが心のどっかにあるからなんじゃないかってね。 さて、お話は終わりだよ。 チビちゃんたちのお母さんが迎えに来るまでは、まだまだ時間もあることだし、みんなで散歩にでも行こうか。 な~に~? 外は寒いから家の中で、KOY(キングオブユックリ)がしたいだって? こんないい天気に、何言ってんだい。 40秒で支度しな! あとがき 前からやってみたかった妖怪発祥ネタ。 いかがでしたでしょうか? もし、有りならば「シルクロード経由で中国から欧州に渡った飛頭蛮っていう妖怪がれみりゃ、ふらんになる」とか「仙桃から生まれた最初のてんこが仙人の修行を真似して徐々にドMに開発されていく」というネタも書いてみたいっす。 ご意見、ご批判など、お待ちしております。 あと、作中に出てきた「樽さなえ」は、某怪奇小説から勝手にパチりました。 樽さなえ→タ ル サ ナ エ で、文字の順番を入れ替えると、悪魔の名前が……。 ゆんやぁぁぁぁ!!! こわいぃぃぃ!!! それにしても、婆ちゃんの語り口調ってのがわからないよー。 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 394 お兄さんと冷めた肉饅 ふたば系ゆっくりいじめ 408 お前もポールさんみたいにしてやろうか!? ふたば系ゆっくりいじめ 442 肉まんと出かけよう 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 491 肉まんと出かけよう 完全版 ふたば系ゆっくりいじめ 501 ゆっくりしたモノの義務 ふたば系ゆっくりいじめ 547 変わらない ふたば系ゆっくりいじめ 663 クリスマスは、十ゆん十色 ふたば系ゆっくりいじめ 825 捕食種一家と三つの教訓 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ドーラwww -- 2011-10-25 20 56 11 「40秒で支度しな!」で最後はしっかり笑わせてもらったw -- 2011-08-13 01 46 59 ゆ虐界にアラマタ御大降臨か?! 最後の「40秒で支度しな!」まではそう思ってました。 -- 2010-12-12 16 14 23 良い設定話だ。面白かったよー! -- 2010-12-07 22 20 24 妖怪噺は無条件で大好きです。 -- 2010-08-09 18 42 29 そのゲスゆっくり達も甘味を多くの民衆に提供し飢饉が発生した時にも多くの人々を救うわけで・・・ それらも含めて豊穣の神からの「感謝」に対するお返しなのかもしれない -- 2010-07-31 23 22 09 面白かったですね! 虐待無しでも夢中になって読んでしまった位に そう言えば、中国の妖怪でチョンチョンなんて言うのも居ますね、人の頭だけが飛んでる様な妖怪です 不吉な事が起きる前触れとも言われて居る妖怪です でもイラストとか設定見るとどう見てもゆっくりに見えてしまいますw -- 2010-07-20 01 12 44 超面白かった。ぞくぞくした。 -- 2010-06-20 06 41 26
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体3 28KB ※『ふたば系ゆっくりいじめ 393 体』『ふたば系ゆっくりいじめ 401 体2』の続きです先にそちらを見なければわからない描写が存在します。 ※俺設定要注意 ※ご都合主義満載です ※虐待されないゆっくりも存在します ※ガ板ネタ 要 注 意!! 体3 先生は喜んでいた。とある『計画』のために街の排ガスなどに汚染されていない野生のゆっくりが欲しかったのだ。そこへ4匹も、それも山からこんなところまで歩いて来れる活きのいいゆっくりを無償・無労働で手に入れることができたのだから。 先生はそれぞれの箱にお菓子を入れ、皆が食べるのに夢中になっている隙に長ぱちゅりーの箱にのみ蓋をして積み込んだ。これによって長に他の連中の言葉を遮らせない。しかもぱちゅりーの箱にのみお菓子を多めに、他3匹には見えない角度で、という徹底ぶりである。 そして車を発車させた。これにより、車は中の会話は誰にも聞けない動く密室と化す。 「やあ君たち!本当は何か別の目的があって山からきたんじゃないのかい?」 「ゆゆっ!?どうしてわかったんだぜ?」 「うん!さっきお話ししたとき、ぱちゅりーが何だかゆっくりしてなかったからね。何かあるんじゃないのかって思ってね!」 「ゆー!すごいよ!実はね……」 先生は人目を気にする心配がなくなったため、鬼意山口調になっていた。 にもかかわらず、ゆっくり達は命の恩人でありお菓子をくれた先生を完全に信用していた。そして、計画をしゃべってしまったのだった。 「へえ…なるほどね」 心の中ではもう踊りたくなるほど喜んだ。 ―――なんということだろう!すぐゆっくりが欲しかった時にこんな好都合なゆっくりが手に入るなんて。まるで腐女子の前の投手と捕手!!!――― 「そうだ!皆今日は疲れただろう。『おにいさん』の家に泊まって、明日ゆっくり帰ればいいよ」 「ゆゆっ!それはめいあんだぜ!さすが『おにいさん』だぜ」 「ゆわーい!おとまりだよ!みんなでおとまりなんてちいさかったときいらいだよ」 「ちこう!ちんこ!ちぃぃぃぃぃぃんぽぅ!」 (むーしゃむーしゃ!むきゅうう!し・あ・わ・せええ!) 当然、この『おにいさん』と『おにいさん』はまったくニュアンスが違う。ゆっくりが「まりさのいえのまりさはまりさのところのまりさといっしょにゆっくりすることにしたんだって」というのと同じである。ただ、人間は漢字でそのニュアンスを区別できる。そう、『鬼意山』と『お兄さん』の違いを…。 なお、ぱちゅりーであればさすがに泊まることは何かと理由を付けて反対しただろうが、「完っ全っ防音!透明な箱Z」(拘束鬼意加工所製、¥3,980)のせいでこの会話を聞くことはかなわない。 計画どおり! 「よし、そうと決まればおにいさんのお家に行こうね。」 といっても元々山になど向かっていなかったので、すぐに到着した。 箱に入れたままゆっくり達を虐待ゆっくり用の待機部屋に入れ、そこでようやく箱から出した。 「ゆわー…。とってもゆっくりしたゆっくりぷれいすだね」 「ここをまr「おにいさんの家だからね」…そ、そうだったんだぜ」 「ちーーーんぽ!」 「むきゅう。なんでこんなことに…?」 ぱちゅりーは一応心配はしていたが、先ほどからお菓子をたくさん食べて満腹に近かったため、警戒心が薄れて実際に何か行動を起こすようなことはしなかった。 そしてゆっくりたちがその場でくつろごうとしたとろで、先生は大きな声で言った。 「あらためていらっしゃいませ!加工所にようこそ!」 「がごうじょはい゛や゛あああああああああああああああああああああ」 「ゆぎゃああああああああああああああああああああああああああああ」 「いいいいいいいいでぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」 「むぎゅううううううう!だましたわねええええええええええええええ」 「ああ、ごめんごめん。説明が足りなかったね。ここはゆっくり加工所じゃなくて人間加工所だよ」 「ああああ…ゆ?どういうことなんだぜ!?」 「君たちは胴が無い人間の子供を探しにきたんだろ?」 「むぎゅ!?どぼじでぞれを!?」 「さっき君のお友達に教えてもらった」 「むぎゅうううううううう。なんでおしえたのーーー!?」 「だってこのおにいさんはゆっくりできるんだぜ!」 「そうだよ!ねー」 「さお!」 「というわけで何で胴が無いのか教えてあげようと思ってね」 「お、おにいさん…ぱちゅりーたちをころさないいの?」 「はっはっは、今回は許してあげるさ。でももうやっちゃだめだぞ。虐待鬼意山に捕まっちゃうかもしれないからな」 ここで普段のぱちゅりーなら本当に許されたのかと警戒したが、先生はとてもゆっくりした人間であり、愛で派であるだろうと認識してしまっていた。偶然助けたことに始まり、意識を逸らせる為にお菓子を多くあげたことでそのような判断を下してしまったのである。 「あ、ありがとう…でもにんげんかこうじょってどういうことなの?」 ぱちゅりーは先ほどの疑問を思い出して質問した。なにせ加工所といったらゆっくりを捕まえ、苦しませて殺すことで有名なのだ。故に『ゆっくり』加工所。つまり『人間』加工所と言ったら人間を捕まえてを殺す場所という意味になってしまう。 そしてその疑問に応えるべく先生は笑顔で説明を始めた。 「君ちは人間が生まれた時は胴が無いのは理解しているかい?当然だよね。捕食種だって最初は胴無しなんだもの。そっくりな人間が最初から胴があるわけないもんね」 「ゆー!おさのいったとおりなんだぜ!」 「でもなんでさっきのばしょにいたおちびちゃんたちはみんなどうがあったの?おかしいよ!」 「その通り!」 先生は的を射た発言をした生徒に対するようにれいむに反応した。 「そう!彼らは子供なのにもう胴付き人間になっている!そしてその答えがこの人間加工所なのさ!つまり…」 「つ…つまり?」 「ここで生まれてすぐの子供に胴を付けてあげているのさ!」 「「「な、なんだってーー!?」」」「ど、どぴゅどっぴゅーー!?」 「だって考えてごらん。街は危険がいっぱいだ。とても大きなスィーや硬い地面、それに猫や犬、鴉それがどんなに危険かわかるだろう?」 「た、たしかにそうだわ!」 「だから生まれてすぐに胴付きにして何倍も強くしてあげるんだ。そうすることで街でも生き延びれるし、街で鍛えられているからこそ人間は強いんだよ」 「りにかなっているわ…。まさかにんげんさんにそんなひみつがかくされていたなんて…」 ぱちゅりーはショックを受けていた。それならば同じ胴付きであるれみりゃやふらんが敵わないのも無理はない。生まれてすぐに強くなる上、こんな場所に住み続けているのだから。車に乗る前は人間の強さを探り、ゆっくりもそれをやろうと思っていたが、これでは無理だ。自分の計画が完全に破たんしたことを理解し泣きそうになっていた。しかし… 「ところでさ、提案があるんだ」 「ていあん?いったいなんなんだぜ!?」 「うん、ねえ君たち…」 胴付きに、なりたくない? 「え?」 「それっていったい…」 「なんなら、順番に君たちを胴付きにしてあげてもいいんだ。やめておくかい?」 「で、できるの!?」 「勿論さあ!おにいさんは気に入ったゆっくりがいると、ついやっちゃうんだ!ゆっくりの体のことなら何でも知ってる、胴ぐらい朝飯前さ!」 「そ…それは…」 さすがのゆっくり達もこの提案には困惑していた。確かに胴付きになれば何倍も強くなれる。しかし通常6種の胴付き化など聞いたことがない。そう不安がっていると、 「ぱちゅりーはどうつきになりたわ!そしてぜんそくとはおさらばするのよ!」 ぱちゅりーは意を決したように叫んだ。人間ほど強くならずとも、胴があればかなり今の状況が改善される。あわよくば群れに帰った後、みんなをここに連れてきて胴付きにしてもらおう、と。 むきゅ!どうつきになればたとえにんげんさんにかてなくても、かなりていこうすることができるわ。そうなればきっとにんげんさんもわたしたちをけいかいしてあまりひどいことをしなくなるにちがいないわ!れみりゃたちはかずがすくないからにんげんさんからにげているんでしょうけど、ぱちゅりーたちならゆうかんにいどむわ。かんぺきなさくせんね!むきゃきゃ! ぱちゅりーの頭の中では、全員胴付きになった時の強さを人間≧捕食種≧通常種ぐらいにしか考えていなかった。自分たちと胴無しの捕食種との戦力差など頭にない。やはり森の賢者(笑)であった! ちなみにもう1つ。ぱちゅりー種、というかゆっくり自体喘息にならない。体が弱い=喘息という単なる思い込みである。 「おさがなるんなられいむもなるよ!」 「まりさもどうつきになってきのみさんをいっぱいあつめるんだぜ!」 「にじせーちょー!」 「じゃあ決まりだね。順番はそうだな・・・一番元気なまりさ!きみに決めた!」 「やったぜ!いちばんのりだぜ!」 「いいなあ。れいむもはやくやってほしいよ!」 「ははは、でもまりさ1つ聞いておくよ。一度この手術をしたらもう元には戻れない。いいね?」 「かまわないんだぜ!どうつきになってれみりゃをぎったんぎったんにしてやるぜ!」 「よし、では胴付き手術にレッツゴー!」 まりさと先生は笑顔で部屋から出て行った。まりさは好奇心に満ちた笑顔で。しかし先生の笑顔は違った。 そこにあったものは、先ほどの惨劇になかったもの……悪意に満ちた、大人の笑顔であった。 「むきゅ。げんきなゆっくりのじゅんってことはぱちゅりーはいちばんさいごね…はやくやってもらいたいわ!」 ユギャアアアアアア! 「そうだね!つぎはれいむだよ!」 パイルダーーーーーオンッ! 「あばれうま!」 ナジム!ナジムゾオオオ!! 「むきゅきゅ。そうねみょんもげんきだものね」 バリザノナガニハイッデゴナイデエエエ 何やら非常にゆっくりできない声が家じゅうに響いているが、生憎ゆっくりたちには聞こえていなかった。虐待鬼意山たちの例に漏れず、虐待関連の部屋には防音が施されているのだ。もしこれがなければ「胴付きになれる」という本当の意味を理解して泣きわめいてしまっただろう。 がちゃ 「ふぅ…。手術は終わったよ。後は2日間安静にしていれば体が馴染むだろうね」 「おにいさん!まりさはもうどうつきになったの!?」 「なったけど、体がまだなじんでないんだ。もうちょっとしたら完全な胴付きさ!」 「ゆー!じゃあつぎはれいむだよ!はやくつれていってね!」 「せいてんかん!ばべるのとう!!」 「悪いけど、胴付き手術に必要なものを休ませなければならないんだ…。もう3日待ってくれよ。それまでご飯もあげるしさ」 「ゆえええええいやだよさっさとしてね!」 「おちついてれいむ!いそいでもなれないんだったらまちましょう。でもおにいさん、ごはんはちゃんとちょうだいね」 「お安い御用さ」 このような調子でれいむ、みょんと3日ごとに部屋から出されて手術を受けに行った。しかし、みょんが連れ出された時点でにぱちゅりーはあることに気づいた。 みんな帰ってこないのだ。もうだいぶ経つのにれいむはおろかまりさも戻ってこない。さすがに怪しいと感じてそのことを話したが、 「今はリハビリ中なんだ。体を動かす訓練で毎日クタクタだから来れないんだよ」 と言って会わせてもらえない。では自分が会いに行くといっても何かと理由をつけて部屋から出してもらえないのだ。 そしてとうとうぱちゅりーの番が来た。 「むきゅ。おにいさん…よろしく…おねがいするわ」 ―――あちゃーまずいな。さすがに警戒している。暴れてもいいように力が弱いぱちゅりーを最後にしておいてよかった。――― 先生は自分の判断の正しさに安心して、ぱちゅりーを抱いて作業部屋の扉を開けた。そこにはさまざまなものが置いてあった。インパクトや電ノコなどの工具、薬品が多く陳列している棚、それとは別にさまざまなゆっくり関連の本が並んでいる棚、他にもいろいろなものがあったが、ぱちゅりーの目はそれらを見ていなかった。なぜなら、 「ついにそれが最後ですね。おお感謝感謝」 捕食種に並ぶ天敵、胴なしのきめえ丸が部屋の真ん中にいたのだから。 「むぎゃあああ。き、きめえま………る?」 叫んでいる途中でぱちゅりーはあるきめえ丸のある異常に気づいた。 子ゆっくりであろう小柄なきめえ丸の体の下に何やら大きめの丸い物が3つ付いていた。胴付きで四肢が欠損しているのであればもっと平坦なはずである。だがそれにはくびれが3つも付いてるうえ、1つ1つが丸い。先ほどのように丸い物体が3つと表現するほうが近い。しかも真ん中と下は少し動いているのだ。 「ゅ……ゅぅ……」 「まら…だんこーん……」 「むきゅっ!?れいむ!?みょん!?」 ぱちゅりーは3日ぶりの友人の声に思わず声をあげた。だが、その聞こえた方向がおかしい。なぜならそれはきめえ丸に付いている謎の物体から聞こえてきたのだ。 「まだ意識があるとは。黒饅頭とは一味違いますね。おお、あっぱれあっぱれ」 「ど、どういうことなのきめえまる!!」 「そのことについて僕が説明してあげるよ!あれは君と会う前日だった…」 先生は待ってましたといわんばかりに話を始めた。 ――――――10日前 休日を利用して先生は虐待に使うゆっくりを収穫するために森に来ていた。ぱちゅりー達が来た時に待機部屋に誰もいなかったのもストックが切れていたためだ。 何匹かは見つけたが、先生の虐待に耐えられそうなゆっくりはおらず、見つけては潰し、巣を暴いては潰すを繰り返していた。 そうしてしばらく歩いていると、何やら泣き声が聞こえてきた。先生はしめた!と思いその場に急いで駆け付けてみると、2匹の野犬達がそれぞれゆっくりを襲っていた。その後ろには子供以上大人未満の大きさのきめえ丸が横になって涙を流して叫んでいた。先程聞こえた声は彼女のものだったのだ。 先生は大声を出して野犬を驚かすと、彼らはそのまま逃げだしていった。するときめえ丸は2匹の元に駆け寄ろうと体を起こしたが、同時にすさまじい絶叫をあげた。どうやらあんよを食い破られていたにもかかわらず起きたため、中身が地面に触れてしまったようだった。 「おお…人ゲンさン……」 「オ゛、おぢビじゃンヴぁだいじょウぶだドゥ…?」 「父上ぇーーー!母上ぇーーー!」 襲われていたゆっくりはきめえ丸とふらんだった。だが、この2匹はもう長くないであろう。羽は食いちぎられ、振りまわされたであろう髪もあちこちに散らばっていた。歯もかなり砕けているし体中に噛み跡がありかなりの量の中身が飛び出ていた。何より、顔面の4分の1が喰われているのだ。きめえ丸は左目しか残っていないし、ふらんは頬が消えて口の中が丸見えだ。 どうやら手遅れだったようだが、落胆以上にこの状況を不思議に思った。きめえ丸とふらんが一緒になって動物に襲われるなど珍しい。ふらんがきめえ丸を襲っている最中に犬が来たのかと一瞬思ったが、ふらんがきめえ丸を積極的に襲うなど聞いたことが無い。 とりあえず小さいほうのきめえ丸をそっと反対にして抱いてやり、オレンジジュースをかけてやった。そして無駄とは分かっていたが2匹にもオレンジジュースをかけてやることにした。 「おお、痛みが…少し…引きました」 「うー…ありがと…」 「父上!母上!大丈夫ですか!?人間さんありがとうございます!」 「いや、この傷じゃもうだめだ…もうこのジュースじゃ鎮痛剤ぐらいの効果しか期待できないよ」 「かまいません…最期に、この子の顔が見れるのですから」 「おにいさん…たすけてくれて…ありがと」 「そんな!?気をしっかり持って!休めば大丈夫ですよ!?」 「いいえ、私達はもう助かりません…。だから…これからはあなた1人で…生きていくのですよ」 「で、でも…おちびちゃんもケガしてるんだどう。おにいさん、おねがいが…あるんだどう」 「子供を助けてやってくれってか?別に構わないが、お前ら番いなのか。珍しい組み合わせだな」 「…ええ…そんな珍しいが故の…たった1人だけの可愛い可愛い子供です…どうか…怪我が治るまで…ぐふっ」 「もう…おわかれだど…おちびちゃん…げんきで…」 「「さよう…な…ら…」」 「うううう。うわああああああああ」 先生も虐待鬼意山である。親が目の前で死んだ子ゆっくりなどよく見かけるし、親の死体をさらにぐしゃぐしゃにして子のお飾りをそれに突っ込みヒャッハーするなど日常茶飯事だ。 だがそれは餡子脳饅頭の話。彼女らのような高い知能を持つ稀有なゆっくりの死にはある程度敬意をはらう。 先生はきめえ丸が落ち着くのを待ち、今後の話を始めた。 「お前の両親に頼まれた。だからそのあんよの傷がふさがって自立できるようになるまで俺の家に来い。」 「ぐすっ。本当によろしいのですか?」 「子ゆっくり1匹ぐらいなら当面はわけないさ」 「おお、感謝…感謝…」 先生は親の死体を別々の袋に入れ、きめえ丸を手に持って帰路に着いた。驚いたことに、きめえ丸のあんよすでに膜が張っていた。 ―――オレンジジュース効果とはいえ普通これだけの大怪我はこんなに早く治らないぞ!?ふらんの血…餡を引いてる影響か――― 帰宅後、きめえ丸にさらにオレンジジュースをかけてやり、死体入り袋を冷蔵庫に入れた。死体を処理するのはあることを確認した後に、と先生は決めていた。そして、あの4匹の運命を決定した『計画』について話を始めた。 「なあきめえ丸、お前も栄養をちゃんとつけたらいずれ胴付きになるんだよな?」 「ええ。その通りです。でもあの森は食べ物は決して多くありませんからね。きめえ丸種は雑草はあまり食べれませんから、母も胴なしのままだったんです。父も私達に合わせてゆっくりを食べるのを控えてましたし…」 「その事なんだが、お前、子供のまま胴付きになってみないか」 「は?」 「お前が大人になるのを待っていたら秋の中盤になっちまうんだ。その頃には冬ごもりの準備はほぼ終わってなきゃいけない。でもお前は人間の家から森に帰ったばかり、しかも独り立ち直後だ。ほぼ確実に失敗して死ぬ。」 「おお…おお…」 「でも胴付きなら大人になる前に森に帰れる。それどころか身体っていうアドバンテージがあるから準備もスムーズに進む」 「それならとても魅力的な提案ですが…可能なんですか?」 「ああ。最近『月刊ゆ虐の友』で見てな。それによると成功率は低いそうだが、俺の見立てではお前の場合かなりの高確率でうまくいく。」 「…元々選択肢など無いに等しいのです。それをお願いします」 ――――――9日前(ぱちゅりー一行捕獲、まりさ手術日) 「ゆゆーん。これでまりさもどうつきだぜ!」 「そうだね。まりさは胴の上部分や手になるんだよ」 「ゆ?」 がちゃ 「おお、それが『あれ』の材料ですか」 「ゆぎゃあああ!きめえまるだあああああ!」 「そおい!」 先生は部屋に入るやいなやまりさを顔面から床に叩きつけた。そのせいでまりさの前歯が折れてしまっていた。 「ゆぎゃあああ!?なにするんだぜ!?」 「ヒャアアアアア!ゆっくりは改造だああああああ!」 虐待鬼意山の中には称号やG(ぎゃくたい)ネームとして○○鬼意山と呼ばれる者がいる。ぺにぺにがおちびちゃんな『短小鬼意山』や自動車の修理工として働く『修理工鬼意山』などが後者にあたる。 先生は前者……Gネーム、『改造鬼意山』と皆に呼ばれる虐待鬼意山であった。 よし、ではまずはまりさのあんよを切り刻む! 「ゆひいいいいい!?やめるんだぜえええゆぐおおおおおあああああ!?」 カッターで碁盤目のように縦横に切っていく。中の餡子も一緒に傷つけることで痛みも加わりより一層移動能力を奪える。 「ゆああ。ばりざのしんそくのあんよが…」 これで安心してより痛い作業に移れる。次はまりさの目に指を突っこもう。 「ゆぎゃああああああ!」 抉る、抜くなどという生易しいものではない。掻き出す。何回にも分けて眼球をほじくり出す。これにより眼球からの痛覚の信号がいつまでも餡子に送れていく。それを2回、両目で行われることでまりさを気絶も出来ずに苦しませ続ける。 「ゆがあ、ゆがあ」 うん!スプーンの方がきれいだけど、今回はどうせ眼の痕は消えるんだ。だったら声を楽しまなきゃな。 おつぎはぺにぺに。さすがに手では餡子を削り取りすぎてしまうな。ならば…これだ! 先生……改造鬼意山は短いアルミパイプを取り出した。直径は4?ほどであり、これをまりさのぺにぺにがあるであろうの位置にあてがった。 そおい! 「ゆごああああああ!!!!!!」 先程よりさらに大きな声をあげたな。まあ当然だ。内臓にダイレクトで異物を入れられたんだから。ではこれを体内から出してっと。 上手に抉れました~♪ いまアルミパイプに詰まっている餡子はぺにぺに、まむまむとして機能する部分だ。これで変な所でにんっしんする心配もなくなった。穴がでかいからジュースを流して出餡多量を防ぐ。 「いじゃい…いじゃいよおおおお…もうおうちかえるぅぅぅ」 まりさがうるさいが無問題だ。あんよ、目、ぺにぺに…ならば次は歯だな。 「ふが!?」 まりさの口の上下をフックで固定し、大開きにする。そして!ペンチで!!抜く!!! 「ふごおおおおお!?!?」 一本一本丁寧に抜いていく。なるべく痛みをあたえるのがゆっくりの歯医者の極意だと聞く。ならば虐待鬼意山にだって可能。 ぶちっ「ぬ゛」 ずぽっ「ヴぁ」 べきっ「あ゛」 めりっ「ぼ」 ついにすべての歯を抜き終わり、残すはあと一か所。頭だ。これが今回の肝であり、失敗は許されない。 まず頭髪を表皮ごとナイフではぎとり、ハゲ饅頭にする。そして目的に合わせて頭頂の皮を切り取った。 次に冷蔵庫から2種類の餡入りのビンを取り出す。これはきめえ丸の両親の中身だ。あの後、計画の為に中身の一部を取り出し、保管しておいたのだ。 親きめえ丸の餡子をふらんのものより多くビンから出し、小皿の中で混ぜた。そしてまりさを立たせて固定し、見えている餡子を覆うように先程の混合餡を乗せた。 「きめえ丸、いいな!タオルをしっかり噛んで喰いしばれ!」 「わ、わかりました。お願いします」 きめえ丸の底部をナイフで切り取っていく。可哀想に。あんなに痛そうなうめき声を上げて…。もう少しの辛抱だからな! 幸いにも前日の確認後、あんよの治療を中止していたので薄皮を切るだけで済む。健全なあんよを切り取ることになっていたらと思うと自分まで痛くなりそうだった。 「きめえ丸、よく頑張った!さあ最後の仕上げだ」 先程放置しておいたまりさのところまで抱えて行き、 「パイルダーーーーーオンッ!」 餡子がむき出しのあんよをまりさの餡子むき出しの頭に合体させた。 すぐさま結合部にオレンジジュースを浴びせ、今までの手術の成果を見守る。すると3分も経つと… 「ゆ゛!?」 「おおっ!?」 ついに反応が出てきた! 「馴染む!馴染むぞおおお!!」 「はひはのははひはひっへほはひへえええ!」 うん、まりさお前何言ってるんだ?しょうがないので以前ゆっくりの歯で作った入れ歯を口に突っ込んでやると、 「ばりざのながにはいっでごないでえええ」 と弱弱しく叫んだ。 普通、ゆっくり同士を結合させるとバラバラの意思を持つ双頭ゆっくりができる。だが今回の虐待…もとい手術ではだんだんきめえ丸に主導権が移っていっているようだ。これこそが俺が雑誌の方法に独自のアイデアを加えた胴付き化の手法なのだ! その秘密はあの混合餡にある。あれはきめえ丸の両親のものだ。ふらんの餡がふらんとのハーフであるきめえ丸の餡に反応して『傷ついている』と認識することで、再生能力をまりさの餡子に作用させて置き換えているのだ。だが、そのままではふらんの餡が増殖しかねないと思い、親きめえ丸の大量の餡と混ぜた。 こうすることで量を確保しつつふらんの餡の濃度を下げ、同時に混合して一体化した親きめえ丸の餡がきめえ丸の餡との『つなぎ』として働き、きめえ丸側の餡がまりさを侵食していったのだ。やがて混合餡もきめえ丸の大量の餡に駆逐されて一体化するだろう。両親は死んでなお子供を助け、子供の一部として生きていくのだ。 今は1匹分だけだし体もくそもないが、最終的に成ゆっくり4匹分の餡子と大量のオレンジジュースの効果で下のパーツから胴が形成されていくだろう。その形成もふらん再生能力による欠損部の修復作用のおかげなのだ。 手術は大成功だったが、俺もきめえ丸もくたくただ。念のため時間を置きたかったし、きめえ丸の体力回復もかねて残りの3匹には3日後と伝えておこう。 ――――――6日前(れいむ手術日) 「ゆぎゃああああああ」 「いやだやめてだれかれいむをたすけて」 「ゆあああああ…れい丸は…しにたく…おお、いやだ…」 ――――――3日前(みょん手術日) 「ちんぽおおおおお」 「でかまらあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 「ぢ…ん…わたしのほわいとちょこがなにかにおかされていく…。だがたとえからだとこころはあけわたしても、このたましいだけはまもってみせる…」 ――――――現在(ぱちゅりー手術日) 「……とまあこんな感じで目の前のきめえ丸…いや寄生丸がいるんだ。さっき声がしたのは上からまりさ、れいむ、みょんだよ。まりさは完全に一体化したみたいだけど、下2つは本体から遠い分しぶといね」 あまりにも凄惨な内容のため、クリームを吐き出さないように口をホッチキスで止められたぱちゅりーは大粒の涙を流していた。 改造鬼意山がホッチキスを外してやるとぱちゅりーは弱弱しく体当たりしながら責めてきた。 「だましたのねええ!どうつきにするなんていってええええ!ふざけるなああ。みんなをかえせええええ!!!!」 「おいおい、落ち着いてくれよ。僕は何にもだましちゃいないよ。寄生丸に取り込まれて一体化することで胴付きになったじゃないか。たかがゆん格が消滅しちゃっただけだよ。いつか勝手に生えてくるよ。それに二度と元に戻れないって念を押したのに志願したのは君たちじゃないか」 「むぎゅうううううううぁああああああああ!」 「やれやれ…ヒャッハパンチ!」 改造鬼意山はもう会話は無駄だと結論を出し、パンチの先制攻撃を口にお見舞いした。 「がは…」 「さて、では恒例の……ヒャア!我慢できねえ!改造だあ!」 先生はぱちゅりーに再びホッチキスをして身体をひっくり返した。あんよを切るつもりだが、今回はカッターでなく名刺を取り出した。 「一流の社会人鬼意山は仕事道具を虐待に応用できるという。部品はともかく作業くらいはその域に達したいものだ。というわけで練習に付き合ってくれよっ!」 そういうとあんよに当たるような軌道で名刺を高速で振りぬいた。紙とは張りを持たせることで時に人間の皮膚すら切り裂ける。ぱちゅりーのあんよも例外でなく切られたが、饅頭であるがゆえに人間より皮が厚く、運動能力を奪うほどの深さには達しなかった。 「~~~~~!?」 「やはり1回じゃ無理か。せめて名刺2,3枚で済むようにしたいな。」 そう言って名刺であんよを切る作業を続けていった。慣れていないせいもあり、結局名刺15枚をダメにし、時間もまりさの3倍もかかってしまった。だが苦痛はそれに比例していない。少しずつ削られていくあんよ、時間をかけ露出していく中身のクリーム。口がふさがっていなければおそらく今頃皮だけになっていただろう。 続いて、半田ごてを持ち出した。餡子よりも流動性の高いクリームがこぼれないように少し焼いて固めるのだ。 あんよを切られた苦痛に参っていたぱちゅりーはいままでをはるかに超える激痛に白目をむいた。なにせ内臓むき出しの部分を焼かれているのだ。やがてあんよ全体が焼かれ、気絶してしまったぱちゅりーにオレンジジュースとキツケの胡椒をかけて無理やり覚醒させた。 改造鬼意山は次はどの作業をしようかと迷っていた。あんよ→目→まむまむ→口→頭ばかりでは芸がない。最初と最後は必須なので、中の3つを入れ替えるべきなのだろうが、どれが一番いいか悩んでいた。 考えること10秒。逆転の発想、ならば同時進行でやってみようという意見に至った。 先程のようにわざわざオレンジジュースをかけるのも面倒なので、今回はスプーンで右目をくりぬいた。それを左目の前に持っていくと、滝のような涙を流してそれを食い入るように見つめた。いったん目の作業は中止。続いて口の作業に移る。 問題は口の中の大量のクリームである。おそらくホッチキスを外した瞬間一気にこぼれて絶命してしまうだろう。そこで、今回の副題、同時進行にふさわしいやり方で解決する。そのために口より先にまむまむを処理する必要がある。 今回のまむまむくり抜きは、まりさの時と違い大き目に穴をあける。そこでパイプでなくショベルで穴をあけることにした。 理論もくそもない。改造鬼意山はただひたすら掘った。やがて口の下に直径8?、深さ6?程の穴がぽっかり空いた。中枢餡を傷つけないかと少し心配していたが、杞憂に終わったようだった。 この余分な大きな穴が役に立つ。今度は真ん中あたりから上に掘り進み、口とまむまむ跡とをつなげた。 口からまむまむ跡へ大量のクリームが流れ込んでいく。だが元々体内にあったものが戻っただけなので、多くは吸収され残りは穴をふさぐ程度だった。 これで口の中はきれいになった。まむまむにも半田ごてを軽く当てて漏れないようにし、いよいよ口を開いた。 「む゛…おに゛いざん…やべで…やべで…」 オニイサンハキニシナーイ。ラグラージハキモクナーイ。 ぱちゅりーに死なれても困るし、新しい手法も作りたかったので今回はペンチを使わない。ナイフで歯茎ごと切り落としてすぐに口を閉じ、再び半田ごてを用いて唇を癒着させた。今回の功労賞は間違いなく半田ごてである。後でバーナー派に布教でもしようかな、とも改造鬼意山は考えていた。 「~~…~…」 もうぱちゅりーと口をきくことはない。目を残しておいたので口をふさいでも恐怖の感情がはっきりわかる。同時進行プロジェクト、大成功である。 髪の毛の作業に移るが、さすがに工夫を凝らすこともなかったのでここでは割愛する。 そして最後に残った目の除去である。 「やあぱちゅりー!どうしてこうなったんだろうって疑問に思っているだろうね。目をとる前に答え合わせしてあげるよ!」 「…~~」 「まずタイミングが悪かったね。寄生丸がいなければ、もしかしたら君たちは生きて山に帰れたかもしれない。まあ十中八九改造した上でだろうけど」 「……」 「次に胴付きになった後の夢だね。言っとくけど人間は胴付きふらんを1人で10匹皆殺しにできる。5匹ぐらいなら無傷だよ。人間に抵抗できないし、そもそも胴付きになっても捕食種に敵わないよ。今だって胴なしに勝てないだろ?」 「~~!」 「そして教師に捕まったこともアウトだね。自分の教え子に危害を加えようとしていたゆっくりを優しくするわけないさ」 「~!~!」 「そして最後に…人間は生まれたときから胴があるんだよ。成長して胴が生えるなんて、虫じゃないんだからさあ」 「……!?」 ぱちゅりーは最後の言葉を理解できなかった。自身の計画の根幹の理論。そもそもそれが完全否定されたのだ。ぱちゅりーの餡子脳はその瞬間思考を停止していた。 改造鬼意山はきめえ丸ももとへぱちゅりーを連れていき、自分の未来を目に焼き付けさせてからスプーンを左目にあてがった。 「じゃあさよならぱちゅりー。暗闇の中、徐々に浸食されながらヒャッハりしていってね!」 ――――――約2週間後 改造鬼意山…いや先生は卒業生を送るような目で玄関に立っていた。 「今まで本当にお世話になりました」 「ああ、達者でな。でもホントに森に帰るのか?お前さえよければ俺の飼いゆっくりになってほしいんだが」 「嬉しい提案ですが、やはり父と母と一緒に暮らした森こそが私の住む場所なのです」 寄生丸…否、きめえ丸は見事な胴付きになっていた。 あの後順調に体が形成されていき、3日前ついに成体前に完全に胴付き化した。形成の過程で餡子が大量に消費されたので体も頭の大きさに見合ったものになっており、とても整った美ゆっくりになっていた。 なによりうれしい誤算だったのは、ぱちゅりーの野生で生きるための豊富かつ有用な知識がきめえ丸に残った事だ。一番頭から遠かっただゆえにクリームの中にあった記憶がが中途半端に残り、それが『記憶』でなく『知識』としてきめえ丸に定着した。おかげでかなりの知識を手に入れ、おまけにぱちゅりーの記憶と混同することもなかった。 そして残りの日々をリハビリ・訓練にあててこの日ついに一人立ちとなったのだった。 「じゃあ元気でな」 「ええ、春になったら挨拶に来ます。先生もお元気で!」 こうして、きめえ丸は森に帰って行った。その後も交流を続け、きめえ丸が森を案内したり奥さんになったふらんを紹介したりして死ぬまできめえ丸は先生を慕い続けるのだった。 「さあて、たまには作業部屋を掃除するか。ん?なんだっけこの頭皮?気持ち悪いなあ」 それぞれ色の違う髪の付いた4つのゆっくりの頭皮が部屋の隅に積まれていたが、先生はそれが何なのか完全に忘れていた。 こうして森の賢者(笑)の作戦は失敗し、優秀な長と多くの大人を失った残りの群れは今までの敵に加え、最近出現した人間の協力者と噂される胴付ききめえ丸による誘拐にも頭を悩まされいったのだった。 【あとがき】 補足 1.先生は二重人格ではありません。ただ単にTPOをわきまえているだけです。 2.作者の作品ではゆっくりの知能によって喋り方を変えています。 ドスクラス、特に高い知能のゆっくり(例:きめえ丸)・・・・・・漢字混じり 一般的な知能の高いゆっくり(例:ふらん、『仏』の帰依なずーりん)・・・・・・カタカナ混じり 普通のゆっくり(例:言うまでもないでしょ。馬鹿なの?死ぬの?)・・・・・・ひらがなのみ 終わった…終わったぞ…。 元々『体』で完結させていた作品。中途半端との声を聞き無理矢理『体2』を書いたため、ネタ切れ・虐待描写下手・レポート三昧の三重苦で結局『体3』の完成に2週間弱も近くもかかってしまった。 もう…寝てもいいよね…? 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 310 仏 ふたば系ゆっくりいじめ 393 体 ふたば系ゆっくりいじめ 401 体2 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ラグラージはカワイイ -- 2014-06-21 22 38 28 いいはなしだ 。・゚・(ノ∀`)・゚・。 -- 2011-06-04 06 38 12 みょん実は誇り高いこと言ってたwww -- 2011-01-13 00 38 31 けっこうシリアスに見てたのにパイルダーオンッ!!でクッソワロタwwww -- 2010-12-07 02 03 23 きめぇ丸を嫁にしたいぜ・・・ -- 2010-11-06 17 50 37 きめぇ丸の両親が、子供の一部となり命を繋いでいく、か。 感動的だなぁ… きめぇ丸達、幸せになってね! -- 2010-10-10 19 13 45 みょんの言葉が微妙に感動的だった。 -- 2010-08-15 22 04 34 死んでなお子供の一部となり まさかゆ虐で涙腺緩む日がくるとは…… イイハナシダナー (つд`) P.S. いや、ラグラージはキモいだろjk -- 2010-07-19 20 14 42 きめぇ丸優遇は、ゆっくりできるね!! -- 2010-06-23 12 17 03
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まじかるまじかる☆な設定が多いです どちらかというとカオスに近いものがあります あるCMのパロディです ちょっと読みづらいかもしれません * あなたはSSを書き上げるわけです。 一生懸命書いたのです。そしたらきっと誰かに見せたくなるに違いありません。 ですから、アップローダーにいってそのテキストファイルをアップロードするでしょう。 あなたが[アップロード]ボタンを押した瞬間、いろんな事が起こっている……かもしれません。 * 一匹のきもんげが薄暗い部屋の中で、壁に備え付けられた自動販売機の取り出し口のようなものを食い入るように見つめていた。 不意に天井のほうからガタガタと何か軽いものが落ちてくる音がした。 「おぉ、おぉぉ!ついにきなはったか……!」 落ちてくるタイミングを見計らって取り出し口に手を突っ込むと、落ちてきた薄っぺらい軽い何かを取り出す。 その手の中には1枚のフロッピーディスク。 そのフロッピーディスクをいろんな方向から見て破損してないかチェックする。 そして取り出し口の脇にあった「受け取り完了」ボタンを叩き壊さん勢いで押すと急いでその部屋を飛び出して行った。 きもんげはある地点まで走ると体を真横に向け、左足を突き出しブレーキをかける。 丁度「制御室」と書かれた部屋の前で止まると、ガラス張りの自動ドアが開くのを待たずにガラスを突き破り中にダイブした。 そして壁に備え付けられているフロッピードライブにフロッピーを押し込むと、突然部屋の照明が点灯し、 部屋の中がにわかに機械の音で騒がしくなった。 壁中にモニターやら電光掲示板やらが並び、そこには「SS読み込み中」という文字が表示されている。 「おまえら、仕事や!仕事の時間や!」 きもんげは叫びながら近くの椅子に座ると、壁に格納されていたキーボードを引き出す。 彼の目の前には一際巨大なモニターがある。 そのモニターの上部には、更に小さいモニターがいくつも並んで設置されており、こちらにはどこかの風景が映し出されていた。 ガチャン、ガチャンという音に振り返れば、壁に埋め込まれた滑り台から何匹ものうどんげが、排出口に下げられた 鉄の仕切りを押し開けて次々と部屋に降り立ち、きもんげの並びに設置された椅子に座り始めていた。 「持ち場についたかぁ~」 すべての椅子が埋まったのを確認し、椅子に座りなおしながらきもんげが声を上げた。 ゲラゲラと返事なのかよくわからない声が各々うどんげの口から発せられる。 「よぉし、ほいじゃいくでぇ」 Enterキーを慎重に押した。 と、同時に天井に設置された赤色灯が点灯し、ビーッビーッという警報音が鳴り響く。 「えすえすのこんぽう、かいししました。たっせいよていじこくは3ぷん20びょうご」 一匹のうどんげがせわしなくキーボードを叩きながら言った。 「順調にいけばええんやがなぁ」 きもんげは心配そうに上部のモニターのうちの一つを見上げた。 そのころ、制御室の隣の部屋では、巨大な作業台の上にまりさ達が小さな箱を積み上げていた。 「ゆーん!ここでまちがったら、なにもかもゆっくりできなくなるよ! だからみんなゆっくりしっかりがんばってね!」 現場監督まりさが高台の上から拡声器を使って仲間達に指示を出す。 部屋の4箇所かられいむが列を作って作業代の上に箱を置いて戻るという作業を行っている。 「ゆーしょ、ゆーしょ」だの「がんばってつみあげるよ!」だの「これがおわったられいむにけっこんをもうしこむんだ……」だの、 作業をしているまりさ達は思い思いの事をしゃべっているためがやがやと部屋の中は騒がしかった。 帽子のつばに器用に箱を載せ、それを作業台の上に規則正しく、山のように積んでいくまりさ達。 次第に積み上げられた箱は高くなっていき、最終的には部屋の高さの半分ほどにまでなった。 「つみあげさぎょうはおわりだよー!ゆっくりてっしゅうしてね!」 監督まりさが叫ぶと、列を成していたまりさたちがいっせいに部屋の4隅に戻っていく。 すると、天井のスピーカーから「隔壁開きます」といううどんげの声が流れ、同時にけたたましいサイレンが鳴り響く。 不意に部屋の一方の壁が上に上がり、部屋の断面と同じ広さの通路が現れた。 通路が下り坂となっているため、部屋の隅でひしめき合っていた一部のまりさが通路へと転がり落ちていく。 「ゆあぁー!」「やめてね!おさないでね!」「まりさはたすかるんだぜ!おまえがかわりにおちるんだぜ!」 また、床には幅ギリギリのレールが敷かれており、そのレールにそってゆっくりと作業台が通路に入る。 レールの上にいたまりさが容赦なくその巨大な車輪の餌食になる。 どうやら通路側の2隅に集まっていたまりさの群れは、蹴って蹴落とされの阿鼻叫喚となっているようだ。 不意に「まってね!ゆっくりまってね!」といいながら一匹のまりさが通路とは反対側の群れから飛び出してきた。 その帽子の上には一つの箱。どうやら積み忘れがあったらしい。 まりさは作業台に飛び乗ると、その箱があるべき場所に箱をなんとか設置する。 「ゆゆぅ~ん!さすがむれいちばんのしゅんそくだね!まりさじゃなかったら間に合わなかtt……」 言い終わらないうちに作業代が不意に加速し、ジェットコースターの様に暗い通路を猛スピードで下り始めた。 風圧で吹き飛ばされたまりさは作業台の隅にあった突起にリボンが引っかかり、まるで吹流しのように空中で暴れまわる。 「うぎゃぎぎぎゃぎゅあああぁぁー!」 作業台の速度は相当速いらしい。 顔が風圧で変形し、全体重を支えている三つ編みの付け根は千切れる寸前である。 通路は上下左右と進路を変え、徐々にその付け根を限界へと近づける。 今までになくキツイカーブにさしかかると、鈍い音と共にとうとう三つ編みは千切れた。 そのまままりさは弾き飛ばされ、壁に叩きつけられると餡子を撒き散らした…… その後、何かが転がっていく音が作業台の遠ざかる轟音を追いかけていった。 「あれほど積み残しがないか確認せいいうたやないか……」 制御室できもんげはタバコに火をつけながら顔をしかめた。 「さぎょうだいがまもなくこんぽうさぎょうじょにとうちゃくします」 うどんげの声に顔を上げ、今度は先ほどとは別のモニターを眺めた。 作業台は不意に明るい光に包まれる。 通路を抜けるとそこには広大な野原が広がっており、その上でレールが鈍く光を反射していた。 もっとも野原といってもゆるい下り坂になっており、その様子は丁度夏のスキー場のそれである。 傾斜が比較的緩やかな場所で突然作業台は急停止した。 これだけの急停車なら衝撃で箱が崩れそうなものだが不思議と積み上げられた箱はきれいそのまま形を保っている。 すると近くの森林から16匹のれいむと1匹のぱちゅりーが木材やはしごを持って出てきた。 ぱちゅりーは作業台まで来ると、首から提げたメガホンでれいむたちに指示を飛ばす。 作業台の上にのぼるとれいむたちは協力して4辺を角材で囲み、その4隅に柱を立てる。 柱一本あたり4匹のれいむが囲い、「ゆーしょ、ゆーしょ」といいながら柱が倒れないように支えている。 そこへ釘打機をくわえたゆっくりちぇんがやってきた。 「固定するんだねわかるよー」といいながら釘打機をれいむの間に割り込ませ、そこに体当たりすることにより釘を打ち込む。 てきぱきと3本の柱が固定され、残すところ最後の一本となった。 ちぇんがれいむの間に釘打機を押し込んでいると、柱の反対側を支えていたれいむがくしゃみをした。 「ゆーっちゅん!」 勢いあまって必要以上の力を入れた柱がちぇんのいる方向へと倒れはじめる。 「たおれてくるよ!つぶされるよ!わかるよー!」 ちぇんは急いでその場を離れるとほかの仲間に危険を知らせる。 「いぢゃああああぁぁぁぁぁぁいいいいぃ!ごれどげでええええええぇぇぇぇぇぇ!」 だが柱の根元にいたれいむは強い力で抑え込まれ逃げることができず、ゆっくりと圧縮されて行く。 「ゆぶえっ!」 ついに圧力に耐え切れなくなったれいむがつぶれると、支えを失った柱が勢いよく倒れ、近くにおいてあった釘打機を直撃した。 強い衝撃を受けた釘打機が「ジャコッ」という音を立てて暴発する。 そして運が悪いことに、その打たれた釘の進路上には避難していたちぇんの口に突き刺さった。 叫び声をあげる暇もなくちぇんはそのまま後ろに吹き飛ばされ、ビクンビクンという数度の痙攣の後に動かなくなった。 「あーぁ、またかいな……」 モニターを眺めていたきもんげが機嫌悪そうに漏らした。 「さぎょうかんりょうよていまで、あと30びょう」 間に合うはずもない予定時刻を読み上げるうどんげに、きもんげはチッっと舌打ちをした。 わたわたとしている内に作業予定時間を過ぎてしまい、ぱちゅりーは4人のれいむを呼ぶと急いで柱を建て直し、自ら釘打機で柱を固定した。 「よていじかんを1ぷん30びょうおーばー、さぎょうだいいどうかいしします」 作業台に取り付けたれたスピーカーからうどんげの声がする。 あわてて台から飛び降りるぱちゅりーとれいむ。 突如地面が長方形に開き、中から大きなアームが現れた。 アームには木の枠が取り付けられており、またたくまに4本の柱の上にその木の枠を取り付けた。 直方体の骨組みが完成すると同時に作業台は急発進し、次の作業場へ向けて疾走して行った。 走って行く作業台を見送るぱちゅりーと、群れのリーダーをつとめるれいむ。 ふと気づいたように、れいむはぱちゅりーに話しかけた。 「ゆっ、ちぇんはどこいったの?」 「む、むきゅうううぅぅぅぅぅぅ!?ちぇんをおろすのをわすれてたわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 1分ほど傾斜を疾走すると、再び作業台は急停車した。 今度は大きな一枚板をもっためーりんの群れが現れた。 前の作業と同じように協力して骨組みに合わせて板を立てかけて行く。 違うことといえば、れいむよりも力があるため作業ペースが速いことぐらいである。 一匹のめーりんがホチキスを使い柱に板を固定していく。 「さぁ!はやくしなさいですわ!1ぷん30びょうもおーばーしているですわ!」 いつの間に現れたのか、さくやが作業台をぐるぐるまわりながらめーりんたちをせかす。 心なしかめーりんたちのじゃおじゃおという鳴き声が不満を帯びているように聞こえる。 そんなことを気にする風でもなく、むしろ分かってすらいない様子であいも変わらず作業場を回っては急かすさくや。 そこへ2匹の胴付きしふらんが新たな木の板を首から紐でぶら下げてやってきた。 ふらんは天井に当たる部分にふたをするように木の板をおくと、首から紐をはずしふらふらと森へと帰って行く。 待ってましたとばかりに先ほどのホチキスめーりんが天板に飛び乗り、てきぱきと固定した。 作業台の移動が始まることを告げるうどんげの声で、作業台にのっていためーりん達とさくやが地面に降りる。 めーりんは一箇所に固まるとじゃおじゃおとおしゃべり?をはじめた。 「よっしゃ、いい具合に時間をとりもどしたでぇ、発車や!」 「さぎょうだいいどうかいしします」 スピーカーから制御室内の音声がもれていた。 そのやりとりが終わると同時に再び猛スピードで岡を滑り降りて行く さて、仕事も済んだ事だし巣に戻ろう、と歩き出すさくや。 突然、その背中がドンと押された。 「な、なにをしやがるですわ!?」 驚いて振り返れば、そこには殺気のこもった目で自分をにらみつけるめーりん達がいた。 「なにかもんくがあるなら、ちゃんとにほんごをしゃべれですわ!」 その一言を合図にしたかのようにいっせいにめーりんたちがさくやに体当たりを始めた。 「いっ、いたいですわ!やめなさいですわ! こんなことしたらきもんげがただじゃおかないですわ!」 さくやは知っていた。ここで起こっている事の様子をきもんげがモニターで見ていることを。 現場監督に逆らい、その上ぼこぼこにしたとなってはきもんげが黙っているはずがない。 だがめーりん達も知っていた。作業台が発車した後はきもんげが全くそのモニターを見なくなることを。 1匹のゆっくりが死のうと、替え玉がある限りはその死因なんて気にするはずがない。 不意に、体がゆさゆさと揺れ始め、さくやは震え上がる。 「い、いやですわあぁぁ!すっきりなんてしたくありませんわああああぁぁぁ!お、おぜうさまああぁぁ……!」 ゴオオオと周りの雰囲気とあまりに似合わない音を撒き散らしながら作業台は進んでいく。 突如進行方向にがけが現れる。勿論その先に線路などない。 そのまま奈落の底へドボンするかという勢いで進んでいた作業台が3度急停車した。 ガリガリガッコン!という金属音がする。 そしてそれを合図に今度は四方八方から包装紙とバケツを持ったれみりゃの群れが飛んできた。 「うっうー☆れみぃのかりしゅま☆せんすでさいごのしあげをするんだどぉ♪ このはこをびゅーちほーにほうそうしてあげるどぉ☆」 まずバケツをもったれみりゃが箱の天井でバケツをひっくり返す。 中に入っていたのりが流れ落ち、お世辞にも綺麗とはいえない縞模様に箱が包まれる。 その上からほうそうしをもったれみりゃたちが思い思いに自分の好きなように包装紙を張っていく。 勿論れみりゃがもてるような包装用紙で箱全体が包めるわけもなく、縞の下地にまだら模様という非常にサイケな見た目となった。 ちなみにこの包装用紙には大量に「txt」という文字が印刷されている。 「しゅてきすぎてれみぃはきぜつしそうだどぉ~☆うーうーうあうあー♪」 監督をしていたれみりゃがたまらないとばかりに天井に降り立ち、お得意の腰振りダンスを披露する。 「やっぱりりーだーのだんしゅはいちりゅうだどぉ♪」 「まんまぁ~☆れみぃもあんなふうにどおりぇるようににゃりたいどぉ♪」 まわりのれみりゃたちはそのダンスにすっかり見惚れているようだ。 そんなお祭りムードのれみりゃ達に、一匹胴付きのきめぇ丸が近づいてきた。 「どうも。清く正しく、検品係のきめぇ丸です」 誰も聞きはしないと分かっていても律儀に自己紹介をするきめぇ丸。 「おぉ……減点減点……」 ぐるぐると箱の周りを飛びながら、手に持ったクリップボードにチェックを入れていくきめぇ丸。 「なんというみすぼらしさ……これは減点せざるをえませんねぇ」 きめぇ丸は容赦なくれみりゃたちの「かりすま☆」を踏みにじる様に減点を加えていく。 もちろんまわりのれみりゃ達からは批判の声が上がる。 「れみぃたちのかりしゅま☆がわからないなんてきめぇまるはおばかさんなんだどぉ!」 「うあぁー!ゆっぐりできないきめぇまるはゆっくりしねだどぉ~!!」 のろのろと追いかけてくるれみりゃを軽くかわしながらきめぇ丸は採点を続ける。 そしてすべての採点が終わるときめぇ丸は胸元につけたボタンマイクに向かって 「100点満点中49点で不合格です。おぉ、無様無様」と言った。 天井で踊っていたれみりゃは「不合格」の言葉を聴くと、「うあぁぁ~!」と情けない悲鳴を上げながらきめぇ丸に飛び掛ろうとした。 だがそのまま前につんのめり顔面から派手にずっこけた。 それでも自分の感性を馬鹿にした相手が許せないのか、れみりゃとは思えない根性を見せ、なんとか立ち上がろうとするれみりゃ。 自分達が天井に適当に、それも大量ののりをばら撒いたことも忘れて。 「この箱の包装はもう一度やりなおしです。おぉ、面倒面倒」 そんなれみりゃを小ばかにするようにニヨニヨ笑いながら頭の上をくるくる回るきめぇ丸。 抗議をしたいのは山々だが顔が天板にはりついてしまいしゃべることすらままならない。 箱の上部の空間が裂け隙間が現れる。 中から金属製のアームが音もなく降りて来てガシッと箱の側面をつかんだ。 ミシミシと苦しそうな音を立てながら作業台から箱が離れた。 「早く降りないとあなたも箱と一緒に処分されてしまいますよぉ……」 暴れようにも体は全く動かない。 その姿はまるでその箱を全身全霊をかけて守り通そうとしているように見えた。 もっとも本人は逃げ出すことしか考えてないのだが。 「そんなにその箱に愛着がありますか。おぉ、感心感心…… それではあなたのその執着を評価して、1点差し上げましょう」 持っていたシャーペンをひっくり返し、消しゴムで点数表を書き直すきめぇ丸。 「50点でギリギリ合格です。おぉ、見事見事」 そうきめぇ丸が口を開いた瞬間、箱からアームが離れて隙間に瞬く間に収納された。 重力に任せるまま作業台にたたきつけられる箱。その瞬間、尋常ではない衝撃がれみりゃの体を襲う。 「……!!……!!?」 体の中に泡だて器を突っ込まれたような、激しく体をかき回される不快感。 それでも悲鳴はおろか指一本すら動かすことができないれみりゃ。 「自分の作品にそこまで誇りがもてるとは。これぞ”じゃーなりずむ”の鏡」 きめぇ丸はくすくすと笑居ながら震えることしかできないれみりゃを見下ろす。 「それはきもんげさん。出荷してください」 その瞬間、作業台はゆっくりと崖に向かって走り出した。 「自分の魂ともいえる作品と一緒に散れるとは……おぉ、本望本望」 箱が作業台もろともゆっくりと真っ暗な空間へと落ちていく。 まわりのれみりゃは天井に張り付いた自分達のリーダーを手を振って見送った。 辛口のきめぇ丸にほめられているならきっとこれから良い事が起こるに違いない。 足りない頭だったが、すべてを都合よく解釈するには十分すぎる頭だった。 箱はだんだんと加速し、目にも留まらぬ速さで闇を切り裂き落ちてゆく。 周りに明かりが見えなくなり、とうとうその速度を示すものは耐え難い風圧のみとなる。 ふとれみりゃは自分の体が箱からはがれつつ在るのを感じた。 このままなら自分は助かるかもしれない。 彼女は顔をはがそうと全身の力を振り絞った。 ぺりっ、っと何かがはがれた。 やった♪と彼女の心に希望の光が差した瞬間。 「ベリベリベリベリッ!」 薄気味悪い音とともにれみりゃの体が箱から離れた。 その表皮を天板に残したまま。 せっかく剥がれたというのにれみりゃは羽を動かし上に戻ろうとする様子を見せることなく箱から遅れをとりながら落ちていく。 そして、そのすさまじい風圧に少しずつ傷口が広がり、終には何だかよく分からない肉片と化し闇に吸い込まれた。 * おや、「アップロード完了 ファイルナンバーは****~」の文字が表示されましたね。 まだあのアップロードボタンを押してから数秒もたっていません。早いものです。 ただその数秒のうちにはもしかしたらいろんな事が起きているかもしれません。 さて、こうしてあなたの大切なテキストファイルはネット上に飛び出していきました。 どうです?ちゃんとアップロードできたか確認してみたらどうですか? ファイル名が少し文字化けしていますがまぁ大丈夫でしょう。包装用紙みたいなものですから。 中身は綺麗なようですね。よかったよかった。 ……おや、誰でしょうね。そんなところに勝手につぶれたちぇんのAAを張ったのは。 END コカコーラのCM見て思いつきました なんていうかひどい byかりすま☆れみりゃ いままでかいたもの ゆっくりいじめ系1989 ゆっくりいじめ系2006 ぱちゅりーと鉄塔 ゆっくりいじめ系2011 満月の夜とひとりぼっち ゆっくりいじめ系2034 紙のさくやさくや ゆっくりいじめ系2092 はじめてのチュウ ゆっくりいじめ系2222 7本の稲荷寿司を捜し求める虐待お兄さんと愛と勇気のヌビビビンビドゥ ゆっくりいじめ小ネタ366 爆裂資産
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かなう願いかなわぬ望み 19KB 虐待-普通 愛護 観察 理不尽 野良ゆ 都会 透明な箱 現代 虐待人間 愛護人間 独自設定 頭のおかしい人間が出る by触発あき ※独自設定垂れ流し ※頭のおかしい人間さんがでます ※ややハードな愛で描写あり ※作者名をコメント欄に入れてみるテスト。自己主張激しすぎ? でも読みたくない人は避けられるよなあ、とか ゆっくりれいむは、永遠にゆっくりしようとしていた。 雪もちらつき始めた街角。通りの端に、そのゆっくりれいむはいた。 汚れていた。その髪も肌も土埃や排気ガスに染まって元の色もわからないほどだ。ゆっく り特有の丸みも崩れ、ぐにゃりとつぶれたその姿は、栄養不足で体内の餡子が減ったため だろう。紅白で鮮やかなはずのおりぼんもすっかりくすんでいる。 もとは饅頭という食べ物だったはずなのに、その有様は生ごみ以下だった。 今、街を歩くゆっくりは少ない。山と違い、街中は季節を問わず食べ物を得る機会がある。 それでもゆっくりというナマモノは基本的に寒さに弱く、好んで冬空の下、動き回ったり しない。だから暖かいうちに食べ物を集め、冬ごもりをする。 れいむは冬ごもりに失敗した。 食べ物は思うように集めることができなかった。ただの段ボールでしかないおうちは毛布 もなにもなく、大して寒さを防いではくれない。食糧不足と寒さに体力を削られ、なおさ ら冬ごもりの準備は難航した。そして、限界が訪れた。 野良のゆっくりには珍しくない、ありふれた結末だった。 今日もまた、厳しくなる寒さのなか必死に走り回ったが、食べ物は集まらなかった。そし てついに体力が尽き、跳ねるどころかはいずることすらできなくなっていた。 だから、誰か食べ物を恵んでくれる人間はいないかと、人通りのある道に必死にやってき たのだ。 そんな望みがかなうはずないなんてこと、野良としてそれなりの期間を生きてきたゆっく りならわかることだ。しかし、れいむにはそうする他になかった。そんな奇跡と呼ぶのも おこがましい無謀な賭けに出るしか道はなかったのだ。 その目論見は当然かなうことなく、道行く人々はれいむをよけて歩くばかりだ。目を向け ることすらほとんどなく、たまにあっても顔をしかめるだけだ。道ばたのゴミを進んで片 づける世話焼きでも現れない限り、れいむはきっとこのままだろう。 れいむは寒さに遠のく意識の中、自分が「永遠にゆっくり」しようとしていることを自覚 した。 「ゆっくりしたいよ……」 ただひとつの、ゆっくりなら誰もが持つ、しかしなによりも大切で切実な願い。 だが、野良ゆっくりのその願いがかなられる事など、ほとんどない。 だが。 「あなた、ゆっくりしたいの?」 上からの声に目を上げれば、そこには暖かな微笑みがあった。 淡いピンクのコートで包まれたほっそりとした身体。長くきれいな黒髪。細面に大粒の黒 瞳が輝いていた。 れいむは思った。 きれいだ。穏やかで暖かで、なにより……とってもゆっくりしている。 だかられいむは絞り出すように叫んだ。 「ゆっくりしたいよ……!」 れいむの願いを、暖かな笑顔が受け止めた。 「わかったわ。わたしがあなたのことを、責任もってゆっくりさせてあげるわ」 凍えた餡子に響く、穏やかで暖かな声だった。 その声は夢のようにゆっくりしている。だかられいむはこれは夢なのだと思った。 「ゆっくりしていってね……!」 だかられいむは、眠るようにそう答えることしかできなかった。 薄れゆく意識の中、おねえさんがうなずくのを見たような気がした。 「どうせゆめなら、もっとみていたいよ」……そう望みながら、れいむの意識は闇に溶け た。 かなう願いかなわぬ望み 夢は、覚めなかった。現実だった。 れいむはおねえさんに拾われて、おうちにつれていってもらった。広々とした一軒家、お ねえさんは一人暮らしのようだった。 家に上がると、れいむはまず身体をきれいにしてもらった。 お風呂場に連れられ、スポンジタオルで肌を洗い、髪シャンプーで髪の汚れを落としても らった。 ゆっくりは水に溶けるため濡れるのを嫌がるものだ。だが、餡の底まで身体の冷えていた れいむには、水への恐怖よりお湯の暖かさへの喜びの方が勝った。 「ゆうぅ、ぽかぽか、あわあわ、ゆっくりできるよぉ」 おりぼんは別に洗濯されており、そのことが少し不安だったが、おねえさんに優しい笑顔 で大丈夫と言われ、れいむはゆっくりできた。 お風呂が終わると、ドライヤーで丁寧に乾かしてもらった。洗濯が終わり、アイロン掛け で新品のようになったおりぼんを綺麗に結びなおしてもらった。 身支度が済むと、おねえさんはれいむを姿見の前までつれていってくれた。 「どう、れいむちゃん? これが今のあなたよ」 「ゆうう! れいむ、すっごくゆっくりしてるよおおお!」 鏡の中には、先ほどまでの汚い饅頭のできそこないなどとはとても思えない美ゆっくりが あった。おりぼんがなければそれが自分だとわからなかったかもしれない。 「さあ、つぎはごはんをたべましょうね」 おねえさんは様々なあまあまを用意してくれた。ケーキ、焼き菓子、チョコレート。飲み 物はオレンジジュース。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせーっ!」 ゆっくりの心と体を満たすあまあまの数々を、れいむは感動の涙を流しながら存分に味わ った。 「ゆふぅ……ぽんぽんいっぱいだよお……」 食べ終わった後はのんびりとした。部屋の中は暖房で暖かだった。 綺麗になり、腹も満ち、寒さに震える心配もない。生まれたときから野良だったれいむに とって、生まれて初めての「ゆっくり」だった。 「おねえさん、ありがとう!」 れいむは心から感謝の言葉を言った。 ゆっくりは欲望を満たされればさらなる欲を出し、増長するものだ。厚意を見せた人間を どれい呼ばわりすることすらある。だが、死の間際から「しあわせー」へのあまりの急転 直下な展開は、ゆっくりであるれいむにすら素直に感謝する余裕を与えたのだった。 「れいむちゃん、ゆっくりしてる?」 「ゆうう! れいむ、とってもゆっくりしてるよ!」 「本当にゆっくりしている?」 「ゆっくりしてるよ!」 「本当に?」 「……ゆうう? ゆっくり、してるよ?」 しつこく聞いてくるおねえさんに、れいむは違和感を覚える。 綺麗になって、おなかもいっぱい。暖かな場所にいて、これ以上望むこともない。 そこで、はっと気がついた。 「おねえさんはやくそくどおり、れいむのことをゆっくりさせてくれたよ。だから、もう おわかれなの……?」 野良である程度、生き延びたゆっくりなら必ず知っていること。 人間は、おそろしいもの。下手な口を利けば簡単につぶされてしまう。人間を下に見る愚 かなゲスもいる。だが、れいむは冬ごもりを失敗させる無能ではあるものの、分をわきま えてはいた。人間の強さを知っていた。だから今まで生きてこられたのだ。 あまりの「しあわせー」に忘れかけていたが、おねえさんは別に「飼いゆっくりにしてく れる」と言ったわけではない。この「しあわせー」が続くとは限らない。冬空の下の寒さ を思い出し、れいむは身震いした。 そんなれいむを気遣うように、おねえさんは静かに首を振った。 「いいえ。そんなことはしないわ」 れいむはほっと息をついた。だが、おねえさんの言葉はそこで終わりではなかった。 「わたしはれいむちゃんのことを責任を持ってゆっくりさせてあげるって約束したわ。ま だそれを果たせていない」 「ゆうう? れいむ、とってもゆっくりしるよ! おねえさんのおかげで、おりぼんもき れいになって、ぽんぽんもいっぱいで、とってもとってもゆっくりしてるよ!」 質問の意味が分からず、れいむは首を傾げて斜めになった。野良で夢見ることすらできな かった「しあわせー」の数々、これ以上にゆっくりできることはれいむの餡子脳には浮か んでこなかった。 おねえさんの意図を伺おうと顔を見たら、目があった。 そして、れいむは固まった。 おねえさんの目は、ぞっとするほど真剣だった。 「ねえ、れいむちゃん。あなたの一番ゆっくりできることって、なに?」 「ゆ? い、いちばんゆっくりできること?」 「綺麗にしてもらうこと? 食べること? 寝ること? おうたを歌うこと?」 「ゆ? ゆ? ゆゆ?」 矢継ぎ早の質問にれいむは混乱する。自分がゆっくりできることはわかる。今日おねえさ んにしてもらったこと全部だ。だが、どれが一番かと言われると、わからなくなってしま う。 れいむはうんうん唸って、真剣に考えだす。 「……そうね、急に言われてもわからないわよね。じゃあ、みんなのお手本を見せてあげ るわ」 「おてほん?」 おねえさんはれいむを抱き上げると、歩きだした。 向かった先は下へ向かう階段だった。地下へと続いている。この家には地下室があるよう だった。 「さあ、れいむ。好きなのを選んで」 おねえさんが分厚い扉を開いた。 目に飛び込んできた光景、身体に響く無数の音に、 「な、なんなのこれえええええ!?」 れいむは絶叫した。 そこには整然と積み上げられた透明な箱があり、それぞれにゆっくりが入っていた。 そのいずれもが、奇妙な有様で苦しみうめいているのだ。 それなのに、 「みんな、ゆっくりしているでしょう?」 おねえさんはさっきまでとまったく変わらず、穏やかで優しい微笑みを浮かべている。 れいむには訳がわからなかった。 「みんなぜんぜんゆっくりしてないよおお!?」 「そう? たとえば、どのゆっくりがゆっくりしてない?」 「ちぇん! あのちぇん、ゆっくりしてないよ!」 れいむが目で指し示したのは、大きな透明な箱の中で跳ね続けるちぇんだった。 箱の底面はルームランナーのようにベルトが回転している。そして箱の面のひとつ、ちぇ んの背後には、画鋲のピンがびっしりと逆さに張られている。もしちぇんが跳ねるのをや めたら、ベルトに運ばれ串刺しにされてしまうことだろう。 「わか、わか、わかるよおおおお!」 涙と涎を垂らしながら必死に跳ねるその様は、ゆっくりしているとはほど遠い。 だが、おねえさんの微笑みはやはり崩れない。 「ちぇんは、『かけっこするのが一番ゆっくりできる』と言ったのよ」 声もまた、穏やかなものだった。 「危なく見えるかもしれないけど、大丈夫。画鋲のピンはそんなに長くないから、大けが にはならない。ただ、すごく痛いだけ。それにルームランナーはちぇんが限界に来る頃、 一定時間止まるように毎日調整しているわ。食事の時と眠るときも止めてあげる。だから ちぇんは、ずっと『かけっこ』できるの。絶対に死なせない、ずっとやめさせない。ステ キでしょ?」 おねえさんは笑みを深くして、確信を込めていった。 「だってわたし、ちぇんと約束したもの。『責任を持ってゆっくりさせてあげる』って」 ちぇんは死にものぐるいで走っていた。わき目もふらず、ただ延々と。やがて、限界が来 たらしい。ちぇんはぐちゃりとルームランナーの上につぶれ、動かなくなった。同時に、 ルームランナーは止まった。「よし、計算通り」、とおねえさんはつぶやいた。 れいむはぞっとした。 「ゆうう! ちぇんがくるしそうだよ! やめてあげてよ!」 「そうかしら? じゃあ、聞いてみましょう。ちぇん! あなた、ゆっくりできてない?」 動きを止め、息も絶え絶えだったちぇんがびくりとふるえた。そして、チョコの奥から叫 んだ。 「わかるよー! ちぇんはとってもゆっくりてるんだよー!」 そう言うと、再びぐんにょりと潰れた。気を失ったらしい。 「ね? ゆっくりしているって言ったでしょ?」 れいむは呆然とするばかりだった。 それかられいむは「一番ゆっくりできることをしている」ゆっくりたちを、次々と紹介さ れた。 「このまりさは、『静かにゆっくりするのが一番ゆっくりできる』と言っていたわ」 その透明な箱の中にいるまりさは、口がなかった。口のあった場所はつるりとした肌があ るだけだった。その跡形のなさは、ふさがれたとか縫われたとかといった感じではない。 口をのどの奥から口と言う器官すべてを取り除いて、餡子をつめて小麦粉の皮でふたをし たようだった。 ほっぺたのあたりには透明なチューブがつながっていた。 「いろいろ静かにする工夫をしたけど、結局まりさがわめきちらすのが一番うるさかった の。だからおくちをとってあげたわ。動いて音もでないよう、あんよも焼いた。この透明 な箱も防音だから、外の音はなんにも聞こえない。ごはんはチューブからオレンジジュー スを注入してあげているわ」 れいむが見ると、まりさはぎょろぎょろと目を向けてきた。ゆっくりにしても異様に大き く、よく動く目だった。無音のなか、まりさは見ることしかできないのだろう。 「このれいむは『大事なおちびちゃんといっしょにいるのが一番ゆっくりできる』と言っ ていたわ」 そのれいむは、頭に大きなこぶが二つついていた。こぶにはそれぞれ目と口と髪とおかざ りがあった。 赤ゆっくりだ。 赤ゆっくりがれいむにくっつけられているのだ。おそらくあんよをはがされ、親れいむの 頭を切り開き、無理矢理つけたのだろう。 融合させられた親子は、目をギョロギョロとあちこちをバラバラに見ており、だらしなく 開いた口からは涎をたらしている。 「絶対に離ればなれにならないよう、くっつけてあげたの。みんないっしょで、しあわせ そうよね?」 おねえさんがほほえみかけると、「げげげっ」と親子のれいむはわらった。 「このぱちゅりーは、『本を読むのが一番ゆっくりできる』と言っていたわ」 透明な箱の中ではぱちゅりーが淡々と本のページをめくっていた。瞬き一つしない。いや、 できない。 瞼が切り取られていた。 目の縁には、透明なチューブが取り付けられていて、時折そこから水が漏れでていた。 「ずっと本を読見続けられるよう、まばたきをしないで済むようにしてあげたわ。そろそ ろ読み終わりそうね。また本を換えてあげなきゃいけないわ」 ぱちゅりーは機械のように一定時間ごとにページをめくるだけだった。本当に読んでいる のかわからなかった。 ほかにも、様々なゆっくりがいた。 「『すっきりー』が一番ゆっくりできる」と言ったありすは、振動する箱の中で延々とす っきりし続けていた。箱の中に満たされたオレンジジュースと自らが放出したカスタード を栄養に、すっきりーはいつまでも止まらないようだった。 「ありすって本当にすっきりが好きね」とおねえさんは笑った。 「あまあまを食べるのがゆっくり一番ゆっくりできる」と言ったまりさは、チューブから あまあまをちゅうちゅう吸っていた。チューブの元は二つに分かれていて、片方はオレン ジジュースが、もう片方はまりさの後頭部に刺さっていた。まりさは自分の餡子とオレン ジジュースが混ざったものを吸っているのだ。 「あまあまを無限に用意なんてできないから、まりさ自身にも協力してもらったの」と、 おねえさんは笑った。 「おうたがいちばんゆっくりできる」と言ったれいむは、スピーカーの入った透明な箱の 中にいた。おねえさんによると、れいむがおうたを歌っている間は録音し、れいむがおう たをやめるとスピーカーから録音したおうたが流れるのだという。透明な箱は防音なので 外からはわからないが、箱の中は24時間絶え間なくおうたが聞こえるのだという。 「おうたをたっぷり歌えて聞けて、とっても楽しそうよね」と、おねえさんは笑った。 何匹も何匹も、自分が一番ゆっくりできると言ったことを続けさせられているゆっくりを 見せられた。 みな、苦しんでいるようにしか見えなかった。 「みんな、ほんとうにゆっくりしているの……?」 「当たり前じゃない。一番ゆっくりできることをさせてあげてるんだもの。ゆっくりして いないはずがないわ」 「でも……」 「うん、そうね。確かに、もうゆっくりできないって言った子はいたわ。ひどい嘘つきよ ね」 「うそつき……?」 「ええ、嘘つきよ。だって一番ゆっくりしていることをしているはずなのにゆっくりでき ないってことは、最初に嘘をついたことになるもの。そういう子にはお仕置きしてあげる の」 「どんなおしおきなの……?」 れいむはごくりとつばを飲み込んだ。 こんな苦しいことを続けさせられるのなら、おしおきの方がいっそマシだと思ったのだ。 だが、おねえさんの答えはそんな考えを打ち消させた。 「いろいろやったけど……そうね、この前は紙やすりを使ったわ」 「かみやすりさん?」 「そう。目の細かい紙ヤスリ。ザラザラした紙って言えばわかるかな? それでね、全身 をこすってあげたの。毎日、10分ずつぐらいだったかな? すこしずつすこしずつ、慎 重に、皮がやぶれてしまわないように削って、餡子を吐きそうになったらその日はおしま い。それを一ヶ月くらい続けたわ。最後は皮から餡子が透けて、綺麗だった。これ以上は 削りようがなかったから、野良に返してあげたわ」 毎日少しずつ、死なないように削られる。死ねないよう苦しめられる。それも一ヶ月。 それはどれほど苦しいのだろうか。どれほど恐ろしいことだろうか。 れいむはここにいるゆっくりたちが、自分の言った「一番ゆっくりできること」を続ける 理由を理解した。そんなおしおきよりは、死ぬよりは、今の方がまだマシなのだ。 そして、なにより戦慄すべきことを悟った。 自分もまた、お姉さんに言われたのだ。 「責任を持ってゆっくりさせる」、と。 そして問われたのだ。 「なにが一番ゆっくりできることか」、と。 れいむは必死に考えた。 なにを答えてもきっとゆっくりできなくなる。それ以前に思いつくようなことは既にほか のゆっくりがやっている。 逃げることも考えた。だが、おねえさんは大して力を入れないでれいむを抱いているよう に見えるのに、れいむのあんよはびくともしない。まるでゆっくりのあんよを知り尽くし、 要所を完璧に押さえているかのようだった。 「野良でいることが一番ゆっくりできる」と言って逃げ出すこともできない。なぜなら、 れいむは野良で死にかけていて、とてもゆっくりしているとは言えない状況だった。そん なことを言えば、嘘つきとして「お仕置き」されてしまうだろう。 八方ふさがり、絶望的な状況の中、れいむの餡子脳は奇跡的にひらめいた。 みんな、「なにかをすること」を「具体的なお願い」をして大変なことになっている。な ら、「なにもしないこと」を「漠然とお願い」すればいい。 (「おねえさんとずっといっしょにいたい」っていえばいいよ!) いっしょにいるのだから透明な箱に閉じこめられることはない。変なこともさせられない はずだ。すばらしい思いつきをさっそく実行しようとしたところ、おねえさんは語りだした。 「そうそう。まだ加工の途中なんだけど、『わたしといっしょにいるのが一番ゆっくりで きる』って言ってくれたゆっくりがいたのよ」 「……ゆ?」 つれてこられた先は、地下室の一角に置かれた作業机だった。その上にはペットボトルが ある。一度切断したのだろう、そのペットボトルには真ん中あたりがテープでとめられて いる。 なぜ切断したのだろう? きっと口が小さすぎるからだ。「それ」をつめこむには。 「おねえさん、昼間はお仕事があるの。職場にゆっくりをつれていくと、嫌がる人もいる のよね。でも、これなら安心。カバンの中に入れてい行けるもの」 ペットボトルのなかにはみっしりとつまっていた。無理矢理、ぎゅうぎゅうに押し込めら れていた。 肌があった。髪があった。お飾りがあった。目があった。 「さ、ごはんよ」 おねえさんがペットボトルのふたをあけると、ゆ、といううめきが漏れた。そうだ、あん な状態ではもう「ゆっくりしていってね!」と言えるわけがない。口が開けないのだから。 ペットボトルのなかには、無理やりゆっくりが詰め込まれていた。 苦しいのだろう。痛いのだろう。でも、それでもおねえさんにとってはゆっくりできてい るように見えるはずだ。 だってそのゆっくりは、「おねえさんといっしょにいるのが一番ゆっくりできる」と言っ たのだから。 「ゆわああああああああああ!」 れいむは叫んだ。恐怖のあまり、喉もさけよとばかりに叫んだ。目からは涙が、顎のあた りからはおそろしーしーが、とめどなく流れた。 それでもおねえさんはほほえみを崩さなかった。 「あらあら、れいむちゃんったらはしゃいじゃって……」 そして、とん、とれいむを作業机の上に置いた。 「さ、れいむちゃん。ここにいるゆっくりは、みんな紹介してあげたわ。だから、そろそ ろ教えて?」 「……ゆ?」 「れいむちゃんは、なにが一番ゆっくりできる?」 れいむはおねえさんと目が合い、固まった。 ぞっとするほど澄んだ瞳だった。ありえないほど無垢な微笑みだった。 おねえさんは本気だ。本当の本気、かけらの邪心もなく、ただ純粋にれいむをゆっくりさ せようとしている。 このとてつもなく純粋なおねえさんは、きっとれいむが一番ゆっくりできることと言った をさせてくれる。 このあまりにも無垢なおねえさんは、きっとれいむが一番ゆっくりできると言ったこと以 外を、させてくれない。 「ゆ……」 「ゆ?」 「ゆっくりしていってね!」 れいむは叫んだ。このあまりにゆっくりできない状況に、ゆっくりの本能ができたことは それだけだった。 ゆっくりできない。だから、ゆっくりしてほしい。無垢なる望み。 生まれて初めて、野良のれいむが餡子の底から自分のまわりなにもかも、世界のすべてが ゆっくりすることを望んだ全力の叫びだった。 れいむの魂の絶叫を受け、 「ありがとう、れいむ。わたしはゆっくりしているわ。それで、れいむが一番ゆっくりで きることって、なに?」 しかし、おねえさんはまったく動じていなかった。 「ゆっくりしていってね! ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり! ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってねーっ!」 れいむは何度も叫ぶ。それに呼応し、透明な箱の中から、声を出せるものはゆっくりの定 型句を叫びだした。 しかし、おねえさんの微笑みは崩れないし、 瞳は揺らぎもしない。 れいむは知らない。こんなこと、何度もおねえさんが経験していることに。 そして最後にはどのゆっくりも何らかの願いを言ってしまう。いつまでも叫んではいられ ない。 おねえさんはれいむが願いを言うのを、ただじっと待つ。過去、おねえさんが根負けした ことはない。 れいむの願いはきっとかなえられる。 しかし、望みはかなわない。 それでも、今は。 れいむは叫び続ける。 「ゆっくりしていってね!」 了 by触発あき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 163 バトルゆ虐! ふたば系ゆっくりいじめ 172 とてもゆっくりした蛇口 ふたば系ゆっくりいじめ 180 ゆっくりばけてでるよ! ふたば系ゆっくりいじめ 181 ゆっくりばけてでるよ!後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 199 ゆっくりたねをまいてね! ふたば系ゆっくりいじめ 201 ゆっくりはじけてね! ふたば系ゆっくりいじめ 204 餡小話の感想れいむ・その後 ふたば系ゆっくりいじめ 211 むかしなつかしゆーどろ遊び ふたば系ゆっくりいじめ 213 制裁は誰がために ふたば系ゆっくりいじめ 233 どすらりー ふたば系ゆっくりいじめ 465 おぼうしをおいかけて ふたば系ゆっくりいじめ 469 おぼうしをぶん投げて ふたば系ゆっくりいじめ 478 おぼうしのなかにあったもの ふたば系ゆっくりいじめ 513 ネリアン ふたば系ゆっくりいじめ 534 ラストれいむロストホープ ふたば系ゆっくりいじめ 537 地べたを這いずる饅頭の瞳に映る世界 ふたば系ゆっくりいじめ 574 けがれなきゆっくりパーク ふたば系ゆっくりいじめ 596 復讐の為の人生なんて ふたば系ゆっくりいじめ 611 とくべつなあまあま nue010 anko705のあの人の人生 上記より前の過去作品一覧は下記作品に収録 ふたば系ゆっくりいじめ 151 ゆっくりみわけてね! 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゲスになって答えればいい 「おねえさんのおうちはでいぶのゆっくりプレイスだからみんなでていってね!」 どうなるかな -- 2014-03-11 21 04 52 「ゆっ!れいむはふつうのくらしがしたいよ!ゆっくりしていってねっ!」 俺ならこう言うと思う。 希少種の場合はお姉さん、どうするんだろーωー ______ / \/\/\/ \ ←? |° ° | |* ∀ * | \______/ -- 2012-11-03 17 45 48 沈黙が一番の答えか。 -- 2012-01-26 21 06 17 「れいむのぺにぺにをおねえさんのまむまむでえいえんにすっきりーさせてくれるのがいちばんゆっくりできるよ。」 -- 2011-11-02 21 28 02 おねえさんがゆっくりしてるのがいちばんゆっくりできるよ って言ってみたらどうなるかなぁ -- 2011-08-30 11 23 04 とてもゆっくりできました! 上げてから即落としましたねw やせ形で目がギョロギョロしてて人と話すのが苦手なお姉さんを想像しましたw -- 2011-06-06 04 32 44 怖いな…… -- 2011-05-25 12 01 06 ↓その逆ギレするとこめっちゃ見たい。 -- 2011-01-12 01 07 14 お姉さん絶対わざと曲解してやってるだろww ↓の人みたいに「おねえさんがれいむのどれい」云々みたいな、虐待に繋げにくい無茶振りされたら逆ギレしそうw -- 2010-11-14 09 02 56 やったねれいむちゃん、願いが叶うよ!ww 天国から地獄への急降下がえごいなw -- 2010-10-23 17 51 52 素晴らしい。なんて優しいお姉さんなんだ -- 2010-10-10 02 45 39 俺もこういうのはゆっくりできない。このお姉さんを打破するゆっくりの登場を願う。 -- 2010-09-12 00 58 34 「おねえさんがれいむのいうことになんでもしたがうどれいになってくれたらいちばんゆっくりできるよ!」 -- 2010-08-22 21 43 54 こういうのでゆっくりできないのってもしかして俺だけ…? -- 2010-07-26 09 22 37 やさしいお姉さんの話で心がほんわかしました。 -- 2010-07-26 01 20 04
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*警告* 特に何も悪いことをしていないゆっくりが永遠にゆっくりできなくなります。 80字改行です。その辺案配していただけると読みやすいです。 ↓以下本文 「いるかいー」 「あいとるよー」 ここは幻想郷の小さな村。村外れに一軒の鍛冶屋が店を開いていた。戦乱の世でもなけ れば、妖怪と戦う剣や槍を作るわけでもない。針に鋏、農具を作って糊口を凌いでいた。 「釜が抜けちまってねえ。一つ接いでおくれよ」 男の抱えてきた釜を受け取り、ためつすがめつ眺めると、鍛冶屋は得心したように頷いて 炉に火を入れた。小さな村であり、幻想郷に名の知れているわけでもない彼は、鋳掛屋の 仕事も多かった。 「おう、昼前には間に合わせとくよ」 「いつもすまんねえ」 「いいってことよ」 火が熾る間に、鍛冶屋は奥から小さな籠を提げて戻ってくる。どっこいしょ、と置いた籠 にはまだ小さな生まれたてのゆっくりが一匹、幸せそうな顔をしてゆっくりしていた。 「おじちゃん、あちゅいよー」 仕事場は炉の熱気でじっとしていても汗ばんでくるほど。ぽよぽよと跳ねるものの、ゆっ くりはまだ籠の縁を越えるほどの跳躍はこなせない。釜を炉にかけると、小さなゆっくり を掌に載せた。がっしり固くなったプロの手である。 「かちゃいよ! おじちゃんのおてて、ゆっきゅりできにゃいよ!」 「ほれ、お前さんも固くならないとゆっくりできなくなるぞ?」 ぶにぶにと柔らかなまんじゅうを、鍛冶屋はそのがっちりした指を食い込ませるように握 る。苦しそうに仔ゆっくりがもぞもぞ動くが、しっかり握られたその指は緩むどころか次 第にきつく締め付け、仔ゆっくりは握りつぶされそうな恐怖に涙を流す。だが、鍛冶屋は 釘を摘むと、ぷるぷるした仔ゆっくりの目玉にゆっくりと近づけていく。 「ゆゆゅ! こわいよ! ゆっくりやめてね!」 「ほれほれ、ゆっくりできなくなってしまうぞ?」 目を瞑れば目の前から釘が消えると信じ、目を閉じて打ち震える仔ゆっくりのまぶたを器 用に引き上げ、眼球に鋭い先端を突きつける。決して針先を柔らかな葛饅頭に突き立てる ことはなく、釘を摘む指には寸分の狂いもない。 「あちゅとろん! もうおじちゃんはいじめられないよ!」 「よしよし」 鍛冶屋は鉄の塊になった仔ゆっくりを年季のいったやっとこで掴んで、炉に突っ込む。 「ゆゆゆっ! あちゅいよ! ゆっくりだしてね!」 「もういじめられないんじゃないのかね?」 「ゆゆっ! あちゅくないよ!」 充分に熱せられた鉄ゆっくりを釜の穴にあてがう。鍛冶屋の見立て通り、ゆっくりは穴に すっぽりはまっていた。そのまま金床に乗せると、鎚を振り下ろす。 「そんなのきかないよ! ゆっくりあきらめてね!」 「人の心配より、固くなっていないと潰れやせんか?」 「ゆゅ! ゆっくりかたくなるよ!」 金属音と火花が散り、同時に場違いなゆっくりな悲鳴が跳ね上がるが、気にせず鍛冶屋は 鎚を振るう。鉄の塊となった仔ゆっくりは叩かれる痛みも、炉の熱さも感じない。穴の大 きさにあわせた仔ゆっくりだけに、アストロンの効果で鉄になっていることを忘れ、ゆっ くりして一瞬で潰れてしまうこともある。金物相手とは少し違う心配りも必要なのである。 「ゆぅん! ゆぅん! ゆっきゅり、ちてきた、よ!」 鍋の穴にはまった鉄ゆっくりを何度も叩いては平たくしていき、炉で熱しては再び成形し ていく。鉄饅頭となった本体とは異なり、細い鉄線になっている髪の毛は先に熱で熔けて、 仔ゆっくりと釜の間を埋めていく。鎚で叩かれ、炉で熱せられることを繰り返し、徐々に 仔ゆっくりは平たくなっていき、声も次第に小さくなっていく。通常のゆっくりであれば、 鎚の一打で餡子と皮を撒き散らして潰れてしまうものだが、アストロンで鉄の塊になった ゆっくりは、熔けて餡子であった鉄と、皮や飾りであった鉄が混ざりきるまでは息絶える ことはない。 「も……と……ゅ……り……た……か……」 やがて声もなくなった頃、釜の穴は見事に塞がった。アストロン中に息絶えたゆっくりの 鉄化は二度と解けることはない。使い古された道具は、時経て妖怪になるという。この釜 もいつかは妖怪になるのだろうか。ゆっくりで接いだ釜は、ゆっくりした妖怪になるのだ ろうか。ゆっくりしていってね! と声を上げる鍋や釜、ヤカンの百鬼夜行に、鍛冶屋は 口の端を釣り上げる。午後にはやかんになっているであろうゆっくりを選ぶため、奥へと 上がっていった鍛冶屋にいくつもの声が掛かる。 「ゆっくりしていってね!」 このSSに感想を付ける
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自然の恵み 9KB 虐待-凄惨 制裁 自業自得 駆除 群れ 自然界 独自設定 虐待がゆるいかもしれませんが最後まで読んでください。 (書いた小説) ふたば系ゆっくりいじめ 818 黒いオオカミ~chapter1~ ふたば系ゆっくりいじめ 838 黒いオオカミ~chapter2~ ふたば系ゆっくりいじめ 851 黒いオオカミ~chapter3~ ふたば系ゆっくりいじめ 894 ゆっくりが知ってはいけない、鬼ごっこ ふたば系ゆっくりいじめ 916 インフェルノ・ペスト ふたば系ゆっくりいじめ 957 暴飲暴食の豚王 △注意事項△ 人間が登場しますが特に被害は無い 虐待描写が少ない。 ゆっくりが登場しますが、せいっさいされます。 人間と悪魔の恋物語(?)かも 悪魔の会話『』。 ゆ虐待レストランへようこそ。私は支配人のマッドと申します。 さて、今回のメニューは新鮮な果物や野菜を豊作してくれる"自然"についてのお話。 人間というのは生きる為に動物を狩ってその命をいただいている。 だけど、ゆっくり達はそういった有難みは全然、知らない様子。・・・・まぁ、所詮は餡子脳ですしね。 森を荒らすとどうなるのかそう言った話。 =自然の恵み= この森は誰が名づけたが知らないが"神様が住む森"と呼ばれている。 大昔の時代に生息していた動物や植物が住んでいて、汚れた空気が一切無く、ありのままの自然の空気が満ちていた。 その動物を捕らえようと研究者たちはこの森を調べようとしたが、何度進んでも森の入口に戻されたりと不思議な現象が起きた。 また、この森の近くでゴミを不法投棄で捨てようとした業者達は不気味な声が聞こえた。 "ゴミを捨てるな。"っと 悪戯だと思って構わず捨てようと思ったが、 森からイノシシの大群が攻めてきて業者たちを追いまわしたという不思議な事が起きた。 この森の近くに住む村の長老が言うには、 "あれは自然の精霊様が森を守っている。ゴミを捨てたり、生き物を捕獲しようとする者達には罰が下るじゃろうと。" そう言っていたのだ。 この村に住んでいる人たちは狩りをする前に自然の恵みに感謝と動物の命を奪った供養をしている。 人間と自然、調和がとれた共生生活を送っていた。 しかし・・・そういうことが解らないモノ達もいる。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「ゆっくり待って!!」 蝶を追い掛け回しているのは、ゆっくりまりさ。 何故、ゆっくりがこの森に住みついているのかと言うと、最高のプレイスがあると風のうわさで聞いて群れと共にここに住みついた。 蝶が花に止まると、まりさは口でパクッと食べて蝶を捕獲した。 「ゆっへっへ!!まりささまにかかればこんなものだぜ!!」 捕獲した蝶を帽子の中に詰め込む。 そろそろ帰ろうと、群れへと戻るが背後に何か感じて振り返るが誰もいなかった。 気のせいか、と思って跳ねてゆっくりプレイスへ向かうのだった。 ・ ・ ・ このゆっくりプレイスは樹の下で穴を掘って地下に住みついているのだ。 捕食ゆっくりのれみりゃ・ふらんがいないからまさに理想のプレイスなのだ。 「ゆ~♪ゆゆ~♪ゆっくり~♪」 「おきゃーしゃん。おうたじょうじゅだにぇ。」 「れいみゅ、おきゃーしゃんのおうただいしゅきぃ!!」 「ありがとうね。おちびちゃん。」 「ゆっくり帰ったぜ。」 「おかえりなさい、まりさ。どうだった?」 「たいりょうなんだぜ!!」 蝶を捕獲したあのまりさだ。 番もいて、子供にも恵まれたのだ。 帽子から蝶や芋虫、木の実などが沢山、詰まっていた ご飯にして食べるのだった。 「「むーちゃむーちゃ。ち、ちあわせー!!」」 子供たちの幸せな笑顔を見てこっちもしあわせになる両親。 しかし、突然パァン!!と響いた。 慌てて外に出るとそこには隣に住んでいたありすが中身が出て絶命していた。 傍にはにんげんさんがいたのだった。 ・ ・ ・ ・ 遡る事、20分。 森に入る前に祈りをした狩人のお兄さんはライフル銃を持って鹿を狩ろうと森に入っていたのだ。 鹿の角は大きければお金になるのでこうして生活をしている。 肉は狩った人が持っていっても良いのだ 「今夜は鹿鍋♪鹿鍋♪・・・・と言っても一人だけ食べても不幸せだがな。」 そんな事を言っている間に鹿を発見。かなり立派な角だ。 狙いを定めて撃つが外してしまい、鹿は顔をあげて逃げてしまった。 あんな大物を逃がしてなるものかと必死になって追いかける。 なんとか見失わずに鹿を見つけて狙いを定めて引き金を引くがピョンと金色の何か跳ねて鹿は驚いて逃げてしまった。 弾丸は金色の物体に当たった。 「ゆべっ!!」 人間だったら大変だと思い慌てて見ると・・・生首で中身からカスタードが飛び出ていた。 「もしかして、ゆっくり?」 村の近くにもゆっくりを見かけるが畑を荒らす害獣と見なされて退治されてから見なくなったがこの森に住んでいたのか。 周りを見ると他のゆっくり達がいたのだ。 ・ ・ ・ ・ そして、現在に戻る。 「ゆわあああああ!!ありすがぁぁぁぁぁ!!」 「どぼじでえ゛え゛え゛え゛!!」 「むきゅ!!あのにんげんさんがありすをえいえんにゆっくりさせたのよ!!」 とにかく、誤解を解かないと不味い。 「違うよ。俺は鹿を撃ったんだが、そのありすが飛び出して・・・事故だよ!!」 「むきゅ!!そんなの嘘よ!!あなたがありすをうちころしたんでしょ!!」 「だまれさないんだぜ!!このにんげんさんがありすをえいえんにゆっくりさせたんだぜ!!」 聞く耳を持たないようだ。とにかく、逃げるしかない。 ゆっくりたちも鬼の形相で男を追いかける。 こんなに闇雲に走っていては迷ってしまう。 "こっちよ・・・" 女性の声が聞こえた。声の方からして右から聞こえた。 俺は迷わず右の方へと走る。視界に古びた小屋があり、その小屋へと入る。 "その小屋の窓から出て。" 声が聞こえて窓を開けて逃げだす。 後からゆっくりの大群が小屋の中へと入る。 「ゆっ!?だれもいないぜ!!」 「むきゅ・・・・しかたないから元の場所へ戻りましょう。」 しかし、小屋のドアを押しても開かなかった。 「ゆゆっ!!とじこめられたよ!!」 「あかないんだぜ!!」 ドンドンと体当たりしても開く気配がない。そのとき、辺りが熱くなり小屋が燃え始めた。 「ゆわー!!かじさんだよ!!」 「わからないよー!!」 「かじさんはゆっくりできないんだぜ!!」 「むきゅ!!みんな、はやくひなんするよ!!」 ドアに幾ら叩いても開かない。そして、火の手がそこまで迫ってきた そして、真っ赤に踊り狂う悪魔はゆっくりたちを飲み込んだ。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!」 「あ゛づい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」 「「「こっちにこないでね!!おねが・・あづう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!」」」 「「「「お゛ぎゃ゛あ゛じゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!!」」」」 「も゛っど、ゆ゛っ゛ぐり゛じだがっだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 「ら゛ん゛じゃ゛ま゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!」 「む゛ぎゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛っ!!!!」 ・ ・ ・ ・ 遠くから離れて小屋がゴウゴウと燃え盛っている。 火を放った犯人は大きな獣だった。 牛並みに大きく前足と後足は獅子、爪は鷲、灰色のたて髪、牛の様な角を持つ単眼の獣が口から火を吹いて小屋を燃やしたのだ。 小屋が全焼したのを確認して遠吠えした後、高く跳んで森の奥へと消えたのだ。 「あれは、一体・・・」 『あれがこの森を守っているフンババ様よ。』 背後から声が聞こえた。 振り返ると背中が隠れてしまうほどの長髪の女性が立っていた。 「もしかして、貴方が助けてくれたのか?」 『ええっ、あのゆっくりの群れに追いかけられてたからさ。』 「でも、あのゆっくり達にはなんか悪い事をしたな・・・」 『いいのよ。 あのゆっくりはこの辺、荒らし回っていたし自然の恵みに対して全然感謝してなかったからさ。 始末しないといけないと思ったよ。』 「へー・・・。それにしても、実在したんだ。森の精霊様が・・・」 『フンババ様は貴方達の事をいつでも見守っていたんだよ。自然に感謝しているからさ。』 「そうなんだ。所で君も村の人間?」 『ううん、違うよ・・・あたしはスクーグスローという樹霊さ。』 「えっ?で、でも・・・人間と変わらないけど。」 女はクスッと笑った。 背中を向けて髪をどかすと、背中が樹木であった。 『驚いたでしょ?あたしはね、背中が樹でさ。皆から化け物と呼ばれるんだよ。怖いだろう?』 フフッと自虐的に笑う。 「ち、違うよ!!怖くなんかないよ!!それに・・・僕を助けてくれたから良い人だよ!!いやっ、いい悪魔かな?」 クスッと彼女は笑う。 『そっか、あんたは他の男とは全然、違うね。・・・・ここを真っ直ぐ行けば出口だよ。』 「ありがとう、スクーグスローさん。」 彼女にお礼を言うと真っ直ぐに歩く。どうにか森から脱出する事が出来た。 村の人たちも心配していて捜索隊を出そうとしていた所だった。 あの森で起きた出来事は皆に話した。 ゆっくりが生息しているのならば、駆除しなければならないと駆除隊が結成されるそうだ。 ただ、フンババとスクーグスローに関しては話していない。 森を守っている彼らの生活を奪いたくないからだ。 安心したのか睡魔が襲って来て早く家に帰って寝ようと思う。 ・ ・ ・ ・ 次の朝、目覚めると玄関にそこには大きな鹿が横たわっていた。 それも昨日、取り逃がしたはずの大物の鹿だった。 傍には緑色の葉っぱが置いてあり、文字が書かれていた。 【友達になってくれて、ありがとう。】 もしかすると、スクーグスローがお礼に寄こしてくれたんだと思った。 森に住みついているゆっくりを駆除しようとお祈りして灯篭の下にある台にお供え物と葉っぱを置いた。 森に若者たちが見えなくなるのを確認したのかスクーグスローは葉っぱを見てみるとこう書かれていた。 【いつまでも、友達で言うよね。】 彼女はクスッと笑い、森へ帰っり木々がザワザワと嬉しそうに騒いでいた。 森を守っている獣と彼女は高い木の所からゆっくりを駆除している人間たちを温かく見守っていた。 =あとがき= さて、いかがだったでしょうか? 今回はゆ虐分が少なって誠に申し訳ありません。 たまにはユルーイ話を書いてみようかと思いました。 さて、今回登場した悪魔を載せますのでどうぞ、ご覧ください。 名前 フンババ 種族 聖獣 出身地 メソポタミア 解説 古代バビロニアの『ギルガメッシュ叙事詩』に登場した怪物 前足が獅子、禿鷹の爪、頭には野牛の角を生やし、尾は蛇の頭という姿をしています。 体も非常に巨大で、フンババが倒れると21キロにもわたって森の木々がざわめくほどだったといいます。 また、単眼で見た者を石にしてしまう能力を持っており、更にその叫び声で洪水を起こし、口からは炎、毒、ペスト(病)を吐きます。 神々の森の番人であることからわかるように聖なる属性を持ち、本来は自然の精霊であったとされる。 名前 スクーグスロー 種族 樹霊 出身地 北欧 解説 スウェーデンの森の精。 人間にはとても友好的で、特に男性の狩人にはとても親切にする。 狩人の矢や銃に息をふきかけて幸運を与えたり、炭焼きの火を守ったりするが、そのかわりに愛を求める。 とても美しい女性だが、背中は樹木になっているので、逃げられてしまう事が多い悲しい精霊。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る つまりこのSSはちぇんのうんうんさんいかのかちなんだねーわかるよー -- 2016-05-03 05 18 22 コメントは短く -- 2016-02-24 08 17 50 いやいや、もうちょい考えろよ。ゆっくりは幼稚園児レベルとはいえある程度は、感謝したり、論理的に考えられるだけの知能があるのに感謝も遠慮もしなかったからとか色々考えようはあるだろ。 -- 2014-12-17 10 57 28 荒れてんな。神様なんているのかわからんものを議論するのは無駄すぎだろ。 だいたい神話に登場する神様なんて人間に都合の良い存在ばっかだろ。 下でギャーギャーわめいてる方は神話読んでみたら? -- 2011-11-11 15 51 59 森にまで嫌われてる、さすがだ! -- 2011-10-08 00 46 11 長文コメの奴キモいしウザい ゆっくりなんて現実に存在しないのに何を語っているんだよ -- 2011-05-23 22 48 56 森の生き物に取っちゃ迷惑極まりない精霊だな。 本当にいたとしたら近現代に人間たちの森林伐採・開発に荷担・助長した大罪人として他の精霊かなんかにぶっ殺されてることだろう。 -- 2011-03-07 12 29 01 スクーグスローは、人間に友好な精霊なのか。 狩人に幸運を与える辺り、人間が狩をして獲物を取るのは認可してそうだね。 自然のバランスを崩さない程度には、狩猟しても問題無さそうだ。 出てきた悪魔の背景を見れば不自然に感じなかったよ。ゆっくりできたー! -- 2010-12-01 21 34 52 俺は思ってる(キリッ 作品に昇華できない設定なんてゆっくり以下の価値しかないんですわ それ垂れ流して悦に入るとか飛んだ変態キチガイもいたもんだ -- 2010-11-27 23 35 30 三行以内で済ませろ? それが出来ないから馬鹿っていうんじゃないか! -- 2010-10-02 14 44 59 馬鹿ほど語りたがるってマジだったんだな・・・ 三行以内で済ませろカス -- 2010-10-02 07 31 37 ゆっくりしてないコメント欄だ -- 2010-09-17 17 27 47 神なんて俺等人間の法律や道徳観での価値観で計れるもんでも無いし 何を良いとして何を悪いとするかなんて神の勝手でどうとでもなるぞ? 普段 人間→ゆっくり に行われてる理不尽を、普通に 神→人間 にやっても何とも思わない価値観持ってるかもしれないぞ 傾向として「ゆっくりは自然の進化じゃなくていきなり現れた不思議饅頭」って俺は思ってる 禿山化させる程酷いから駆除するってSSもあるし 前年採りすぎた→越冬用の食料が無いわああああ→にんげんさんからはたけをとりもどそう なSSもある 俺らの中じゃ野良ゆっくりとか野生ゆっくりって区別するために人間の中でだけ通用する名前をつけてるけど 「神様にとってゆっくりが自然界に居て良いかどうか」なんてのはそれこそ神が勝手に決めるレベル -- 2010-09-12 17 38 33 ↓そんな人間にばかり都合の良いことする神様っておかしくね?なんだよ贄って。殺しは殺しだろ。鹿は人間との友好のためにならいつでも命を差し出す義務でもあんのか? それにゆっくりだって他の野生生物と同じように自分達の生態に従って生きているだけだぞ。そこに遠慮も無遠慮も存在しているとは思えない。そもそも野生生物が遠慮してたら生きていけねえよ。他の生物だってゆっくりと同じで食えるもん目一杯探して食って生きてるわけだし、特に自然に感謝してるわけでもないだろ。ゆっくりがいくら増えやすくてもどうせ食料不足や越冬失敗等の要因での大量死、いわゆる自然淘汰によって数は調整されるはず。生物の総数のバランスは多少の推移はあれ、長い目で見れば一定に保たれるものなのになぜゆっくりだけ露骨なまでに殺戮の対象になってるんだ?外的要因による大量死こそ自然に最も悪影響を与えるものだろう。なのに何故森の神様ともあろう者が自ら外的要因加えて生態系壊すようなまねしちゃってんの? と考えると↓の人の言ってるゆっくり殺しの理由は明らかにおかしい。 つまり、この神様はゆっくりを殺すのが好きなだけのただの虐厨ということですね。 -- 2010-09-05 23 20 59 面白い話でした 本来、山の神なり妖精なりの話で人間に友好的であった場合よく聞くのは、人間側から何かしら親切にされた場合にお礼をすると言うことがありますよね 今回の話もそんな昔話っぽい雰囲気が良かった 以前、水を飲みに川に来ていた山の神の使いが、釣りに来ていた青年に水筒のお茶を貰った事からそのお礼に岩魚を大量に釣らせて上げた話を読んだ事がある ↓山にあるものは全て山の神のもの、それが山の怪異の総意、大抵自然に纏わる人外って言うのはそんなもの 私情から遭難させたり、食い殺したりする また禁忌を犯したものには本当容赦無い、そう言った意味で、無遠慮に草花や虫を食い荒らすゆっくりを駆除したんだろうよ それに人間の手が加わらない限り野生動物が異常繁殖しないのに対してゆっくりは馬鹿みたいに増えるのも原因でしょ 鹿はまぁ、可哀想だが友好の印として贄になったんだろうよ 日本の精霊や神じゃないからこの結末になったんだと思う、日本の山神だったらこうはならないだろうけど、どの道ゆっくりは全滅させられるけどね -- 2010-08-09 22 00 17 感謝しないから皆殺しとかずいぶんと了見の狭いことだな。完全に私情のみで鹿の命奪ってるように見えるがそれはいいのか?それとも鹿にも自然への感謝が足りなかったとか?じゃあなんで他の野生動物は殺さない?要は感謝してるしてないはどうでもよくてゆっくりを殺したいだけだろこの人外たちは。神様気取りもいいとこだな。 -- 2010-08-09 11 43 08 饅頭に感謝の心なんぞ期待すんなよ。 -- 2010-07-11 00 11 58
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七作品目です。 前作品の続きです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 老夫婦とまりさ6 1. 葬式が終わってからの日々は暗いものであった。 お爺さんは日に日に元気を失っていくのが目に見えて明らかであった。 元々強がりな性格のために、会う人会う人に明るく接しようとしていたが、それが逆に心の内面の悲しさを引き立てていた。 まりさも同様に落ち込んでいたが、お爺さんの気力の減退振りをを見ていると落ち込んでばかりはいられないと思いを新たにした。 しかし、まりさはお爺さんを元気づけるにはどうしたら良いかが分からなかった。 大切な人は二度と戻ってこず、楽しかった日々は戻ってこないのだ。 何をしても元に戻すことができないと分かっている以上、慰めをしても無駄なばかりか逆効果にもなることも考えられる。 まりさは途方に暮れた。何も出来ない自分にやるせなさと腹立たしさを募らせるばかりであった。 広くなった家の中で一人と一匹は鬱屈とした毎日を過ごしていた。 そんな日々の中で転機となる電話の音が鳴り響いた。 お爺さんは弱々しくなったその手で受話器を取った。 「もしもし――はい。――…はい。―――――――それは本当ですか!?――――えっ…―――――― ――――――――…はい―――…はい――――――――…分かりました。―――――…ありがとうございました―――――」 「御爺様。何の電話でしたか?」 「…昭次が見つかった」 「!それは良かったですね!……御爺様?」 まりさはお爺さんの息子が見つかったことを心から喜んだ。 長年会えなかった息子に会えるというのだから、お爺さんも嬉しいに違いないと思ったのだ。 しかし、お爺さんの顔にはなにやら影がかかっているように見えた。 「……昭次は飼いゆっくり殺し……器物損壊で拘束されてるそうだ」 「…そう…ですか……」 一転して空気は沈黙した。 自分の息子が見つかった。だが何故こんな形で見つかったのだろうか。 以前からゆっくりを殺していたということは知っていたが、人様のものに手を出すとは思ってはいなかった。 しかも今は自分もまりさを飼っている身であるが故に、飼いゆっくり殺しというものがよく分かっていた。 荒んだ環境から脱して、昭次はよく成長しているのではないかと心の内で願っていたが何故こうなってしまったのだろうか。 まりさも悩んだ。お爺さんの息子が見つかったことを喜びたかったが、予想もしない結果に戸惑った。 お爺さんがゆっくりを殺しているということは知っているし、自分の両親も殺されたことも知っている。 しかしそれは人間の世界でのルール上仕方のないことであるということを学び、すでに納得をしている。 だが、飼いゆっくり殺しとは世間一般でも問題とされていることである。 お爺さんの息子がそんなことをして捕まったと聞いて恐れと不安を心に抱いた。 「…飼い主は示談で解決していいと申し出てくれたそうだ」 「そうですか…」 「…次の休みに俺は示談に行ってくるが、お前も来るか?」 「…いえ、やめておきます。飼い主さんに…面目ないですから…」 「そうか…そうだな。分かった。次の休みに留守番を頼めるか利昭に聞いておく」 「はい、分かりました」 話によると、昭次は飼い主と一緒に散歩中の飼いゆっくりをいきなり蹴り飛ばしたらしい。 その飼いゆっくりは身体が四散して即死であり、無惨な光景であったと言っていた。 いくら脆弱な生物であるとはいえ、きちんとした環境で育ったゆっくりがあそこまでなるのは初めて見たとのことである。 供述によると、その日暮らしの生活をしていて生活に不満を持ち、そのストレスを野良ゆっくりで解消していたが、 その飼いゆっくりが幸せそうで、自分より良い生活をしているように見えて衝動的に蹴り飛ばしたということだそうだ。 まりさはその話を聞き、お爺さんの心の内を察したがどう声を掛けていいか分からなかった。 その日は結局有耶無耶に終わってしまった。 2. 休みの日、利昭が家に来てお爺さんはお金を持って示談に行った。 お爺さんの乗った軽トラックが見えなくなると利昭は途端に機嫌の悪そうな顔になった。 「ちっ…馬鹿息子なんか放っておけばいいのに何考えてるんだ…お前もそう思うだろう?」 「えっ…?」 「お前のお爺さんは飼いゆっくりを殺すようなアホのために、わざわざ金を持って行ったんだぞ。 あれだけの金があれば結構なことができるのによ」 「…」 まりさは利昭の顔を見上げた。 汚い物を見るような目つきであり、利昭はさも意外そうな目で見返した。 「…なんか不満そうな顔してるな。何か問題でもあるのか?お前の仲間を殺したんだぞ。 …あぁ、お前の親もアイツに殺されたのに何もくれなかったからか?」 「違います…!お爺さんは息子さんを心配していました! だからお爺さんが息子さんを大切にしたいということが分かるんです!」 「…ふーん。まあ俺には関係のないことだからいいけどな。 もっと建設的な金や時間の使い方をした方が良いと俺は思うね」 「…」 「さて、お爺さんが帰ってくるまで留守番するわけだ。家に入れさせてもらうぞ」 「…はい」 一人と一匹は家に入った。 まりさはすぐさま自分の部屋へと戻り閉じこもった。 利昭と顔を合わせたくないというのも一つの理由だが、 お爺さんの息子が帰ってきたらどう迎えようかと落ち着いて考えるためであった。 考えは頭の中をぐるぐると駆けめぐり、落ち着きがなく固まることはなかった。 一方、利昭はまりさが見ていないのを良いことに、家の中をあさりだした。 何かを盗むためという訳ではなく、お爺さんが財産をどれだけ持っているかを調べるためである。 利昭は相続を前提に考えており、どれくらいの財産が自分の元へ回ってくるかを検討しようとしているのである。 (…おかしいな) ところが思うように金目の物は出て来ない。 しっかりと教員を定年まで続けたお爺さんのことである。それなりの財産があっても良いはずなのだ。 (隠しそうな場所は全て調べたはずなのに見当たらない…) 調べていないのはまりさがいる部屋のみであるが、以前来たときにはそこに金目のものは見当たらなかった。 利昭は再度探し回ったが成果は芳しくなかった。 (ちっ…あいつに探りを入れてみるか…) 利昭はまりさの部屋へ向かった。 やや乱暴に扉を開け、そのまままりさに問いただした。 「最近のお爺さんの生活振りはどうなんだ?」 「…お婆さんが亡くなってから気落ちした様子で元気がないようです」 「ふーん…で、たまには美味いモンとか食べてるのか?」 「…?…いえ、冷蔵庫にある物を食べているって感じですが…特に不自由は感じてはいません」 「そうか、まあいいや。たまには美味しいモンでも食べさせてもらえよ」 「はぁ…」 そう言い残すと利昭はすぐさま冷蔵庫へ向かった。 冷蔵庫を覗けばこの家の経済状況も分かるだろうと踏んだのである。 利昭は期待に胸を膨らませ冷蔵庫の扉を開いた。 (…なんだこれは) 冷蔵庫にあるものから分かったのは、この家の経済状況はそれほど良くないということである。 高価な食材は全くなく、安いものばかりであった。 ふとゴミ箱を覗いてみるとスーパーのレシートがある。 そのレシートを見てみても経済状況が良いとは言えないものであった。 (一体どこに金は消えたんだ…?) 利昭はその疑問を残し、まりさと共にお爺さんを迎えることとなった。 お金の消えた先が分かるのはお爺さんが帰ってきてからのことであった。 3. 「…ただいま」 家に弱々しく響いたのはお爺さんの声であった。 まりさと利昭が玄関に迎えに行くとそこには二人の姿があった。 一人はお爺さん。一人は昭次であった。 (この人が御爺様の息子さん…) (汚い奴だな…) 昭次の格好はお世辞にも評価することはできない格好であった。 体格は情けなく越えた豚のように弛んでおり、髭はだらしなく伸び、髪の毛も脂ぎっている。 服についても言うまでもなく、黄ばんでおり汚らしかった。 離れた位置にいる一人と一匹にもその臭いは鼻を突き、深いになった。 何よりも昭次という人間を決定付けていたのはその目つきであった。 (…) (クズの目つきだな…) 利己的な利昭でさえも呆れるような、酷い目つきである。 汚れた眼鏡の下のその目はどことなく濁っており、妙に鋭い。 いわゆる悪人の目つきというものより、低俗なものであると形容できた。 「…あ、おかえりなさいませ」 「…おかえりなさい」 玄関には重い沈黙が漂っていた。 おかえりなさいの一言もなかなかでないそんな雰囲気であった。 「…とりあえず上がろうか」 「…」 昭次は黙ったまま家に上がる。 残された靴は汚い上に靴底が破れており、何年もそのまま履き続けていたということが見てとれた。 靴は乱雑に放り出されそのまま放置されていた。 三人と一匹は机を取り囲んで座った。 だが、誰も話を始めようとはしない。 ただただ、時計の音だけが静かに規則的に時間が過ぎるのを告げるだけであった。 その静寂を破ったのは利昭だった。 「お爺さん。これからどうするんですか?」 曖昧模糊とした質問である。 だがこの場においては時を動かすには充分の、精一杯の発言であったと言えよう。 お爺さんは少しの沈黙の後、重い口を開いて言った。 「…昭次はここで俺たちと一緒に暮らすことにした。それでいいんだよな」 「…」 昭次はお爺さんが向けた視線から目を逸らし宙を見た。 お爺さんは肩を落とし、俯いた。 「…昭次が仕事を見つけるまでしばらく一緒に暮らすということになった。それだけは決まった」 「…そうですか」 その後、再び沈黙が空気を支配し始めた。 一旦動き始めた時は再度固まり、何も変わらぬまま時が過ぎていった。 「…寝る」 静寂を打ち破ったのは昭次の一言である。 無愛想で、乱暴に吐き出した物の言い方である。 昭次はのそりの立ち上がり、かつて自分の部屋であったまりさの部屋に向かいだした。 「…布団は隣の部屋に敷いてあるからそこで寝ようか」 利昭が口を挟む。 昭次はこちらを鬱陶しそうに睨んだ。 そしてのそのそと隣の部屋へ向かって行き、襖の向こうへ消えた。 襖の閉まる音と共にまたしても静寂が二人と一匹を包んだ。 だが、それが破られるのは遅くはなかった。 静寂を支配する原因であったものが消えた今、話をするのは容易かった。 「御爺様…昭次さんとはどんな話をしたんですか…?」 「…ろくなことじゃなかったよ」 お爺さんは少しずつ今日の出来事を話し始めた。 昭次とあった時には無念、悔恨、呆然といった複雑な感情が入り乱れたこと。 殺されたゆっくりの飼い主と示談で向き合って話したこと。 昭次が今までどう生きていたかを警察の人から聞いたこと。 昭次がなかなか自分のことを話してくれなくて嘆かわしかったこと。 自分の無力さと情けなさが不甲斐なく思うということ。 お爺さんの声が震えているということがまりさにも分かり、苦々しく感じた。 利昭も最初は面倒くさそうな顔をしていたが、話を聞く内にその表情を同情するものへと変えていった。 お爺さんが話し終わると少しの沈黙を挟み利昭に話しかけた。 「…利昭。今日は留守番させて悪かったな。」 「…いえ。それは別に構いません」 「…さて、今日はもう遅くなってしまったな。泊まっていきなさい」 「ありがとうございます。お言葉に甘えさせて貰います」 「積もる話はまた明日しよう。まりさももう寝ようか…」 「…はい」 二人と一匹は床に就いた。 それぞれに思いを抱えながらの就寝であった。 お爺さんは今後の昭次のこと。まりさは昭次との暮らしのこと。利昭は財産の相続についてのことを考えた。 暗闇と疲れは眠気を誘い、二人と一匹を眠りに落とした。 音が無くなり、辺りに静寂が満ちた頃、その暗闇の中一人が立ち上がり家を出て行く影が一つあった。 それはかつての習慣のように山へと向かう昭次の姿であった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今まで書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 1085 ゆっくり一家とゲスとお兄さん ふたば系ゆっくりいじめ 1101 老夫婦とまりさ1 ふたば系ゆっくりいじめ 1107 老夫婦とまりさ2 ふたば系ゆっくりいじめ 1114 老夫婦とまりさ3 ふたば系ゆっくりいじめ 1126 老夫婦とまりさ4 ふたば系ゆっくりいじめ 1193 老夫婦とまりさ5 このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 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「ゆぅぅぅぅう!ゆっくりさむくなってきたよ!」 ゆっくりまりさはブルルっと震え上がり、冬の到来を肌で感じていた。 そこへポヨンポヨンと饅頭が跳ねる音が近づいてきた。 「「「「まっ!まりさーっ!ゆっくりしていってね!!!」」」」 ゆっくりありすが4匹まりさの元へやってきた。 「あ!ありすたち、ゆっくりしていってね!!!」 このありすたちとは普段から仲良くしているためいつものように挨拶を返した。 それからしばらく、寒くなったねーとか冬の準備はどうとか他愛もない話をしていた。 すると1匹のありすがある提案をしてきた。 「ねーみんな!おしくらまんじゅうしない!?」 他のありすは皆いいねいいねと賛成をした。 「ゆ?それおいしいの?」 とまりさはおしくらまんじゅうが何なのか分かっていないようだ。 「おしくらまんじゅうってゆうのはね、歌いながら体をおしあって温めあうんだよ!」 「とかいでは今一番はやってるんだよ!」 などとありすたちは少々自慢げに説明をした。 「あったかくなったらゆっくりできるね!」 じゃあ決まりだと言うことでありすたちはまりさを囲むように、 顔、両頬、後ろ、とそれぞれの位置についた。 「いまからおてほんを見せるからね!」 その声を合図にありすたちは一斉にまりさに体をぶつけ始めた。 「「「「おっしくらまんじゅう♪おっされてなっくな~♪」」」」 ボヨンボヨンと饅頭同士が当たる音とありすの歌声があたりに響く。 「ゆ゛べぇぇぇ!!ぐるじいよ゛ぉぉぉお゛!!!」 ノリノリのありすとは逆にまりさは必死だった。ありすたちは優しく押してくれる ものの、これではただのいじめにしか思えなかった。 「まりさも負けないようにおしかえせばいいんだよ!!」 「そっか!ゆっくりおしかえすよ!!」 ありすのアドバイスを聞き、いままで抵抗しなかったまりさもその体を動かし始めた。 「ゆゆゆっ!ゆっくりあったまってきたよ!!!」 しばらく押し合うとずいぶんと体が温まってきて地面は汗で大分濡れてきたようだ。 ありすもはぁはぁと息が荒くなっている。 「そろそろやめてこうたいだよ!まりさも外からおしたいよ!!」 真ん中はやはり疲れるようだ。それに外から押しているほうが面白いとまりさは思ったのだろう。 しかしまりさの呼びかけにもありすは体の動きを止めない。 それどころがさらに動きが早くなっている。 「まりさぁ~!もっとゆっくりしていってね!!!」 「まりざ!がわいいよぉおおお!!」 どうやら押し合っている間に別の感情が働いたみたいだ。 「やべでぇぇぇぇぇ!!!!もうじゅうぶんだよ゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉ!!!」 まりさもそのことを察し、抵抗をするがなにしろ4匹相手では分が悪い。 「もうまりさったら!んんんんんんんんぷはっ!」 「まりざもほんとはすっきりしたいんでしょ!ね!」 まりさが抵抗し始めてからは4匹はあからさまに交尾の体勢に入った。 「だれ゛がー!!だれ゛がだずげでぇ゛ぇ゛ぇ゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 体を擦り合わせ、舌でなめ回し、のしかかり振動を与える。 すりすりすりすりすりすりすり・・・ ぺろぺろぺろぺろべろべろべろれろんれろん・・・ 「まりさぁ~そろそろいぐよ!!!」 「わたじだちのごどもうんでねぇ!!!」 「「まりさもすっきりしていってね!!!」」 「「「「んほおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」 「い゛や゛だぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!すっぎりしちゃだめ゛ぇえ゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」 まりさの絶叫とともにありすたちの動きが止まった。 「「「「すっきりー!!!!」」」」 しばらくするとまりさの頭からにょきにょきと4本の蔓が伸びてきた。 そしてたくさんの赤ちゃんゆっくりがゆっくりと形作られていく。 「ゆ゛ぐっ・・・っ!ゆ゛ぐっ・・・っ!」 まりさは歯を食いしばって白目を剥き必死に痛みを堪えている。 赤ちゃんが成長するのを見る一方でありすたちは賢者タイムに入り冷静な思考を取り戻していた。 (う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!あたたまったけっかがこれだよ!!) (ああ、冬前にこどもをつくってしまうなんて・・・!) (うわぁ・・・、うれしくなるとついやっちゃうんだよねぇ・・・) (ま゛り゛ざがじんじゃうよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!) まりさを囲みしばし立ち尽くしていたありすであったが、ついに1匹が口を開く。 「べっ、べつにまりさとの子どもがほしかったわけじゃないんだからねっ! どうせいらない子だから冬の蓄えにしてあげてもいいんだからねっ!?」 そう言い放つとまだ成長しきっていない蔓の根元に食いつき、蔓をまりさから引っこ抜いた。 「ゆ゛ゆ゛!!」 「ゆ゛っぐり゛ざぜでよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」 「ゆ゛っぐっ!ゆ゛っぐっ!」 蔓からの栄養の供給が断ち切られた赤ちゃんは悲鳴とともにすぐに力尽きた。 それを見ていた他のありすも次々に蔓を抜いていった。 「どうじでぞんなごどずるの゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!??」 まりさも意識が朦朧とする中、叫んでありすを止めようとするがその思いは届かない。 「「「「とかいはのありすに食べられるんだからゆっくりかんしゃしてね!」」」」 4匹のありすたちはそう言い残しまりさに背を向けた。 「ま゛っでえ゛え゛え゛!!ま゛っでよ゛あり゛ずう゛う゛う゛う!!!!」 木枯らしが吹き、陽も傾いてきた。 体力を失って動けないまりさを残し、ありすたちは赤ちゃんを咥えて自分の巣のほうへぴょんぴょんと 跳ねて帰っていきましたとさ。 めでたしめでたし どう見てもイライラEndです本当にありがとうございました。 このSSに感想を付ける
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このページは天王寺とフットサルOUR辞書晒しまでの2chスレ、英文名無しリーク(遺書とメモ)と連動しています。 http //tmp7.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1190659979 553 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 01 07 48 ID 6u6lgCST まあ、喧嘩売られるのが分かっていたはず。 何処からか無理やりやらされてたのがバレバレ。w この過疎スレに挨拶残していくほどの余裕をみせたってとこか。 557 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 19 49 28 ID 6u6lgCST ああ、何かやっぱりやりきれない気持ちがする事件だな。 何か底なしの闇を覗いた気がする。いろんな要素が混じり合って どこでどのように繋がってるかもよく分からない。 全てが明らかになったときどんな記事タイトルになるのだろう? 559 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 20 12 22 ID 6u6lgCST 【神戸震災の後遺症癒えず】 【学園都市は静かに病んでいた】、【神戸驚愕のイジメ、犯罪】 【主犯グループはある中学校の出身者が中心!】 【有名私立高校、複数の運動部生徒も暴力的イジメを繰り返していた!】 【有名校の隠蔽体質・・・生徒のイジメも見てみぬふり、教育現場の悲惨】 【複数のイジメグループがネット上でミスリード合戦】 560 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 20 18 52 ID 6u6lgCST 才能が無いな!やめよう。 政治、兵庫財界、教育、癒着、高校生の性、イジメ、受験、差別・人権・・・・ ごまんとキーワードが出てくる。 果たして全てが明らかになるのだろうか? 561 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 20 53 51 ID 6u6lgCST あっ。口裏あわせてた一枚板のグループが仲間割れたしたようだ。 危険だ。警察は彼らの居場所を把握してるのか?血の雨が降らなければよいが。 563 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 21 25 08 ID 6u6lgCST 主犯の大山寺グループが割れた。 詳しい事は私が間違っているかもしれないし、ミスリードかもしれないから云えない。 また、捜査のじゃまになってはいけない。 キジョ板はグループ全員がみてるのは確か。生徒と思われるカキコだけに注目しよ。 キジョの想像は無視せよ。 565 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 21 51 56 ID 6u6lgCST 564 私のことか? >加害者でない人たちを批判する 誰の事? 566 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 22 00 32 ID 6u6lgCST なるほど。あなたがどういう人か検討がつきました。 567 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 22 01 08 ID jpXzI9b5 なんで現役高校生がわざわざキジョ板に集まるのか謎 568 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 22 05 42 ID 6u6lgCST それは、分からない。 もしかしたら、あの口調でとことん相手してくれるからかも。 年上のお姉さん、或いは、母親願望かも。 569 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 22 22 50 ID 6u6lgCST おもしろいカキコだ。興味深い。 PCの遺言にはおどしていた名前があったのか。 the name of the person theはどう考えたらいいんだろう。 日本人の書いた英語であることは間違いない。 570 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 22 47 40 ID 6u6lgCST 一番に警察が逮捕したから、彼であることは検討がつくが。 何をするために現われたのだろう?なんのメリットがあるのか。 571 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 22 51 06 ID BneEMvDu Various threads are observed now. Please examine that photo where the student enclosed the cake closely. Some photos of futsal also. If some photos are collated with an important log, the answer will be found. 572 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 22 54 49 ID 6u6lgCST 571 やってみましょう。急用が入ったので、時間がかかるかもしれませんが・・・ 574 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 23 19 02 ID BneEMvDu ID 6u6lgCST I think that you are a person who classified those students into 3 groups. It is not possible already to write it in usual writing excluding the specified student. For instance, Hankaku-kun. There are 4 students who are called Hankaku-kun that I know. 576 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/03(水) 23 24 14 ID 6u6lgCST 574 するどい方だ。 了解。 578 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/04(木) 00 11 28 ID N78SiHYx First, sort it in date. How to examine information in the photo, please question with the news4vip. For, there is a person who judges the photo in the news4vip. Next, clip the students of the photo. Then, please look at the photo seriously. 579 名前: 最低人類0号 [sage] 投稿日: 2007/10/04(木) 00 59 04 ID ZO/QlmLU 578 Thank you for speaking. What is news4vip? Please give the hint to me. 580 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/04(木) 01 03 29 ID N78SiHYx 579 神戸・滝川高校いじめ(他殺) 逆スネーク★21 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1191399093/ 581 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/04(木) 01 10 16 ID N78SiHYx 579 cf. http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1191140272/367 583 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/04(木) 01 22 35 ID aJj4Kfu6 今、帰宅した。今からチェックしてみよう。 私は目が少し悪いし、画像処理は得意としないが・・・ 今から画像を見てみよう。 次のレスはご指定の場所で。 590 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/04(木) 15 54 44 ID aJj4Kfu6 578 私はあなたのゲームには参加しないことにした。 誰にとってメリットになるか、不確かだからだ。 私は目立ってしまったようだ。 私はこの板の住人ではないし、まして書き込みをしたのは ふとしたきっかけ。以後、この板は書き込みもしないし、見ない。 私を演ずるものがあったとしても、私ではない。 いじめの構図が明らかになり、二度と繰り返されないことを願っている。 592 名前: 最低人類0号 投稿日: 2007/10/04(木) 18 37 32 ID XBhzXz5E cf. http //sports11.2ch.net/test/read.cgi/amespo/1127909775/289 289 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2007/10/04(木) 17 30 33 ID VAWPut// 277 ヘルメットで太ももド突いたりしてたぞ あとは、エンドレスでアジリティやらせてた。 This is true.